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1994年9月11日 (日)

敬老の日にあたって

敬老の日を迎えられる皆さま、おめでとうございます。そしていつもお祈りをありがとうございます。

さて、鷹取教会は1927(昭和2)年に誕生し、今年で満67才を迎えました。ですから、教会自体はまだ皆さまよりも若いわけです。ですが体はおんぼろになってきました。

先日も動脈硬化の影響で血管破裂を起こしました(地下の水道管が破れて水が漏れていました)。神経もだんだん鈍くなってきて脳からの命令が体の隅々にまで行き渡りません(電気の線が古くて電圧も低く電気がつかなくなったりします)。頭も禿げてきました(瓦がとても傷んでいます)。皮膚の弾力もなくなってきました(壁が落ちてきていました)。

そんなボロボロな教会ですが、少しづつ修理をしながら元気に生きています。特に心(私たちひとり一人)は元気です。

旅する教会と言われます。長い時間をかけて旅をしてきた教会はこれからも旅をし続けます。長い間信仰に生きたみなさんの知恵と勇気があれば教会の心はいつも元気です。みなさんの歩んでこられた人生は私たちひとり一人の励ましや力づけとなる宝物です。神の国の完成の日まで共に歩んでゆきましょう。

1994/09/11

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