たきび 98号
震災があった後
持っていたモノがなくなって
全部瓦礫になり
虚無感に陥ろうとしたとき
見つけたものがあった。
それは
人のやさしさや温もり、いのちの尊さだった。
ともに生きていることの喜びだった。
これだったらモノはいらないなぁと
素直に思ったものだった。
時がたつにしたがって
モノがととのってくると
せっかく見つけたものが少しずつ
見えなくなってくるのを感じた。
生きるために必要なモノもある。
しかし。。。
モノがととのってくると
見えなくなってしまうものが確かにある。
モノ(武器)がととのってくると
見えなくなってしまうものが確かにある。
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