ナンバープレート
震災で車の上に部屋が落ちて来て使えなくなった。瀕死のその車のフロントガラスを破って落ちてきた瓦がフォグランプのスイッチを入れた。暗闇の中、何とか部屋から這い出して敷地の中庭に出た私たちを照らしてくれていた。
しばらくして救援活動のための車を何台か提供してもらえた。あるボランティアの人の車を個人使用のために安くで譲ってもらった。
今から5年前に、その車と近所の散髪屋さんが乗っていたスカイラインとを交換した。マニュアル車で1800cc。実は散髪屋さんもその車を別の人から譲り受けたものだった。
この車の最初の持ち主は近所のプロゴルファー。家がつぶれたが車は無事だった。震災後少したって自分の車のトランクを開けてみるとパターが一本入っていた。彼はそれ以来震災の地域活動をするかたわら、シニアのプロゴルファーになるための挑戦をした。そしてついに。
スカイラインは1992年からで今年で14年になる。走行距離ももうすぐ20万キロになる。散髪屋さんと物々交換した後に新しいナンバープレートにした。散髪屋さんのところへいった車は去年廃車になった。そしてそのあと中古の別の車を手に入れていた。
今日散髪をしに行ってビックリした。なんと新しく手に入れていた車のナンバープレートの数字の4桁は今私が乗り続けている車の4桁とまったく同じだったのだ。偶然にもそうなったのだ。ゾロメとかに敢えてしていれば可能性はあるものの、ランダムの番号で一緒だなんて、ましてやこんなに身近で車の元の持ち主の次の車のナンバープレートと同じだなんて。。。
何か縁があるんやなぁ。不思議不思議。。。
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