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2009年3月26日 (木)

大黒柱

リーフグリーンの吉本さんから以下の報告ありました。

吉本です。皆様にご心配をおかけしましたが、103歳の長谷川総子さんが明日めでたく退院されることが決まりました。胸骨の骨折を乗り越えて、たくましく生きて居られるお姿に感服しております。支えて居られる、亡くなられた一人息子さんのお嫁さんもまた、ご立派です。かく在りたいと思わせる、素晴らしいご家族です。

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朗報が入ってきたのです。
実は心配していたのです。

たかとりの大黒柱が戻ってこられました。
長谷川のおばあちゃんは私がたかとりに赴任してきた時は85歳でした。
その時から最長老の一人でもありました。
震災時にはたかとりのおばあちゃんたちをしっかりとまとめ
ともすればバラバラになってしまう教会をしっかりとつなぎとめてくださいました。

震災が起こって半年ほどで教会からは苦情もでました。
なぜ教会をたてなおさないでボランティアばかりがいるんだと。
そもそも神田は教会の年寄りのことを考えとるんかと。
それを言われると何も言えませんでした。

ところが最長老の長谷川さんはこう言ってくれたのです。
「私は材木を運ぶ力がないのでボランティアさんのように働くことはできないです。
でも神父さんやボランティアのみなさんのためにお祈りはできます」

この言葉が大きな励みとなりました。
この言葉のおかげで今のたかとりやTCCができたというのは過言ではありません。

長谷川のおばあちゃんは震災の年の9月に敬老の祝いを企画してくれました。
おばあちゃんたちが敬老の祝いを若い人のためにやってくれたのです。
自らも三味線や踊りを披露されました。
橋本君のお父さんも一生懸命踊ってくれました。
今はもう80代のおばあちゃんたちもみんな踊ってくれたのです。
ボランティアの人たちに大きな励ましを与えてくれたのでした。

その大黒柱のおばあちゃんが骨折したと聞いてこれはもうだめと思いましたが
リハビリをして復活されてくるなんて!

たかとりのために長生きして下さい。
1905年5月生まれだからもうすぐ104歳やね。

100歳の誕生日の時の報告は以下ですよ。
http://phknd.tea-nifty.com/phknd/2005/05/050524.html

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