たきび118号
被災地神戸は昨年17回忌を迎え
ひとつの大きなの節目を迎えていました。
たかとりで僧侶たちとの合同追悼行事も盛大に行なわれ、
これまでの歩みの一区切りとしていました。
来年の追悼行事はどうしたものかと、
節目にこだわって思案したりもしていました。
その矢先に、東日本大震災がありました。
あまりの惨状に言葉を失うほど心が痛みました。
それと同時に、
眠りそうになっていた目がカッと開かれ、
ハッと我に返ったかのようになりました。
1.17の節目は、
忘れ去って行くための節目ではなく、
忘れないでいるための節目であることを、
もう一度自分の中に刻むことができました。
1.17と3.11
自分自身の中で大きく違うことがあります。
それは、
自ら出かけなくてもしんどい思いを共有してもらえた1.17と、
出かけなければしんどい思いを共有できない3.11です。
これまで長きにわたり
わざわざ遠くから来て下さった多くの方々のしんどい思いに
初めて気づかされた3.11です。
« 2012年 FMYY新年挨拶 | トップページ | 2013年 FMYY新年挨拶 »
「たきび 情報誌」カテゴリの記事
- たきび131号 かんちゃん日記(2025.01.17)
- たきび131号 たかとり救援基地(2025.01.17)
- たきび130号 かんちゃん日記(2024.01.17)
- たきび129号 かんちゃん日記(2023.01.17)
- たきび128号 2022/01/17(2022.01.17)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント