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2012年1月

2012年1月17日 (火)

たきび118号

被災地神戸は昨年17回忌を迎え
ひとつの大きなの節目を迎えていました。
たかとりで僧侶たちとの合同追悼行事も盛大に行なわれ、
これまでの歩みの一区切りとしていました。
来年の追悼行事はどうしたものかと、
節目にこだわって思案したりもしていました。

その矢先に、東日本大震災がありました。
あまりの惨状に言葉を失うほど心が痛みました。
それと同時に、
眠りそうになっていた目がカッと開かれ、
ハッと我に返ったかのようになりました。
1.17の節目は、
忘れ去って行くための節目ではなく、
忘れないでいるための節目であることを、
もう一度自分の中に刻むことができました。

1.17と3.11
自分自身の中で大きく違うことがあります。
それは、
自ら出かけなくてもしんどい思いを共有してもらえた1.17と、
出かけなければしんどい思いを共有できない3.11です。
これまで長きにわたり
わざわざ遠くから来て下さった多くの方々のしんどい思いに
初めて気づかされた3.11です。

2012年1月 1日 (日)

2012年 FMYY新年挨拶

みなさん、新年あけましておめでとうございます。FMYYの神田裕です。FMYYは神戸市長田区海運町から放送をお届けしています。1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災、その時全国から救援に駆けつけて下さった仲間たちと共に、この放送局はスタートしました。そして、もうすぐ震災から丸17年を迎えます。

昨年は、大きな自然災害に見舞われた年でした。3月に東北沖で発生した地震では、多くの街が津波に飲み込まれ、たくさんの犠牲者を出してしまいました。和歌山での台風災害は山津波と言われるほどの被害をもたらしました。福島での原発事故は今だけではなく未来に向けても不安が続きます。これから始まるまちづくりは神戸以上の時間がかかるでしょう。それでも私たちは、今日一日を大切にしながら、未来への希望を積み重ねて行きます。FMYYは東日本大震災の災害臨時FM局の立ち上げに協力してきました。これからも電波を通しての情報伝達やコミュニケーションでまちづくりに貢献して行きます。

そしてまたこのような災害も発生しました。それは、外国籍の仲間たちと一緒に作ってきたFMYYに立ちはだかった法律の壁の災害です。外国籍であるがために仲間たちが運営に関われないというのです。国籍や文化が違う者同士が、共に同じ地域で活き活きと暮らして行けるまちづくりを目指すFMYYにとって、外国籍の仲間たちも主体的に運営に参加し、大きなメディアからはなかなか聴こえてこない小さな声を伝えることはとても大切なことです。社会は、その時代のニーズに合わせていつも変化して行きます。法律やルールも時代に応じていつも自らを振り返り、もし今の時代に合わないのであれば勇気を持って変えていくことが必要です。FMわぃわぃは仲間たちとともに電波法を今の時代に合ったものにして行く運動に取り組んでいきます。

たかとりの仲間は今年も元気です。現在10の団体で構成されています。アジア女性自立プロジェクト、NGOベトナムin KOBE、多言語センターFACIL、ひょうごんテック、ひょうごラテンコミュニティ、リーフグリーン、ワールド・キッズ・コミュニティ、世界コミュニティラジオ放送連盟日本協議会AMARCJapan、野田北ふるさとネット、そしてFMわぃわぃです。

震災の時、私たちはお互いを励まし合うため声をかけ合いました。声をかけ合うことによってお互いを知ることができました。お互いを知ることによって、まちづくりが始まりました。FMYYはこれからもそのことを忘れません。一人一人が大切にされ、誰一人忘れ去られることのない「まちづくり、ひとづくり」を目指して、FMYYは今年もあなたの元へ飛んでゆきます。

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