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2019年1月

2019年1月17日 (木)

たきび125号

<かんちゃん日記> https://tcc117.jp/
欧州のとある国の首相が、新年に向けた挨拶で、「他国の利益にも配慮することが結果的に問題解決につながるというのが、2度の世界大戦の教訓だったはずなのに、こうした考え方は、もはやすべての人に共有されているわけではない」と語っていた。2019年世界は益々自国中心主義の道を歩むのだろうか?たかとりの震災復興は、多文化なまちづくりを目指しての歩みだ。外国からきた人たちが心細い思いをしないで住めるように配慮することでもあるが、それよりも、外国の人たちが同じまちに暮らしていることが、まちにとって迷惑なことではなくて、実は、まちが活性化し豊かに潤っていくことだと知っているからだ。たかとりの仲間たちはその考えを共有している仲間たちだ。たかとりのキャッチフレーズ「ゆるゆる多文化 いとをかし」とともに、風潮に流されずに信念を持って世界に発信していきたい。
カンダヒロシ

<AMARC> https://tcc117.jp/amarcjp/
新年おめでとうございます。2018年は日本も海外も災害の多い一年でした。インドネシアでは昨年末に火山噴火によって火山島が崩れ、それが海に流れ込んで津波が発生し、多くの方が犠牲になりました。こうした災害に対応するとともに、復旧・復興の過程で誰も取り残されることがないように小さな声を社会に伝えていく道具として、あるいは防災の知識をコミュニティに広めて行く道具として、阪神淡路大震災(FMわぃわぃ)以来、コミュニティラジオは大きな役割を果たしてきています。2018年は、インドネシアでコミュニティラジオの防災面における有用性が広く社会に認知され、災害が発生したら直ちに臨時災害ラジオ局(コミュニティラジオ局)を開設できる仕組みができました。これは日本に次いで二番目で、日本とインドネシアの間での「防災とコミュニティラジオ」の経験の学び合いと協働の成果です。2019年は、それをより中身のあるものにしていくとともに、世界コミュニティラジオ放送連盟(AMARC)の仲間たちとともに、ネパールやフィリピンなど災害の多い他の地域に災害ラジオの経験を広げていく、スタートの一年にしたいと思っています。今年もどうぞよろしくお願いします。
ヒビノジュンイチ

<アジア女性自立プロジェクト> https://tcc117.jp/awep/
何を語り伝えるのか。昨年は「伝える」ことの多い1年でした。1つは大学生を中心に若い世代の方々がAWEPの活動に関わってくださったり、訪ねてきてくださったりと、活動の来歴や背景についてお話しをよくさせていただいたこと。2月にある新聞にAWEPの活動が取り上げられたことをきっかけに、神戸市長の訪問があり、新聞を読んだという人が訪れてくれました。関東からエシカル消費を勉強する学生のチーム、ボランティア希望の大学生も訪問し、途上国の女性の課題について耳を傾けてくれました。2つには、高校や大学、公共施設などで講義、講演の場でした。テーマとして多いのは、フェアトレードについてや、途上国の女性の人権の問題、日本国内の外国人女性の状況についてなどでした。AWEPの活動対象の女性たちは、一般の市民に方にとってはまだ身近に見える存在ではないかもしれませんが、私たちが介在し橋渡しすることによって「遠い彼女たち」の人権の問題が少しでも「我がこと」として考えるきっかけになってくれればと思っています。現場の戸惑いをよそに、2019年は性急な法改正によって外国人労働者の受け入れが進みそうです。AWEPがどんな役割を果たすべきなのか、社会の変化を見据えて一人ひとりに寄り添うスタンスを大事にしながらAWEPらしい活動を続けていきたいと思います。お力添えをよろしくお願いします。
ナラマサミ

<多言語センターFACIL> https://tcc117.jp/facil/
遠隔通訳という言葉を聞いたことがありますか? 通訳はふつう同じ場に同席して違う言語のやりとりを訳しますが、通信技術の発達によりパソコンやタブレット、スマートフォンを使って遠くにいても通訳ができるようになりました。それを遠隔通訳と呼びます。2018年から東和エンジニアリングという会社の協力を得て、この遠隔通訳の仕組みを使ってベトナム語の医療通訳を始めました。平日の9時から5時30分までFACILの事務所にベトナム語通訳者がいて、病院からの通訳依頼に応えています。TCCの仲間、ベトナム夢KOBEにも協力してもらい、必ず誰かがいつかかってきてもいいように待機しています。遠隔通訳では急に病院から連絡があり、事前情報が少ないなか、すぐに難しい内容の医療通訳をしなければならないことも少なくありません。みんなで勉強しながら、少しでも病院で困る患者さんの力になりたいとがんばっています。長年にわたって、病院の「ことばの壁」をなくしたい、医療通訳を制度化したいという一念で続けてきた医療通訳事業ですが、通訳者もコーディネーターもチャレンジし続けています。2019年も臆せず、さまざまな「ことばの壁」を乗り越えるお手伝いをしていきたいです。
リユミ

<エフエムわいわい> https://tcc117.jp/fmyy/
新年あけまして、おめでとうございます。コミュニティメディアFMわぃわぃです。2016年3月でラジオではなくなり、インターネットでの配信になりました。それは、想像以上に大きなニュースとして地域に受け止められたようです。なんとすぐ近くのお店でお昼を食べたCrewから「FMYYって無くなったんでしょ。何しにFMYYに行くん?てお店の人に言われました」ととっても哀しそうな報告。ラジオ電波は、総務省に返しました。が、FMわぃわぃはまだまだ元気です!プレハブ時代を知っている人も、最近新しく参加した人も、そして10数年ぶりに戻ってきた人も、いろんな思いを実現できる場所としてFMわぃわぃを活用しています。例えば毎月の第2土曜は、子どもがメインパーソナリティの番組があり、夕方には、中学生たちが部活帰りに自分たちの日常について語る番組があります。土曜の母語教室のラテンの子どもたちとも交流、そして子どもの周りには、親だけではない大人がいて、いろんな視点で子どもを見守り、親も子どもも、なかなか家庭や学校で言えない悩みを分かち合うひと時となっています。ここでの出会いは、それぞれの地域に持ちかえることとなり、それがまた次の人々と共に戻ってきて、新たな出会いが繋がりあう。コミュニティのためのコミュニティの力となるはずのそんな知恵のやり取りができる場所!としてFMわぃわぃは活動しています。あなたもまずは土曜日12時からの「ワンコイン番組」、地域に開かれたこの場所に参加してみませんか?FMわぃわぃはいつでもあなたのおいでをお待ちしています!
キムチアキ

<ワールドキッズコミュニティ> https://tcc117.jp/kids/
多文化な背景を持つ子どもたちによる表現活動“Re:C”のサロンは、ベトナム夢KOBEの母語教室に参加する子どもたちを中心に、にぎわっています。友だちや兄弟、親、先生などとの関係がうまくいかなかったりして、胸の中でわだかまりうごめいている感情がうまく言葉にできないまま、うつむいたり、もじもじしたり、頭をかいたり、ふくれてみたり、泣き出したり。たびたび、そんな振る舞いをみせる子どもたちを前にするとき、掛ける言葉を探すよりも、空気が張りつめたものにならないように気づかいながら、ぼんやりと時間や空間の流れを眺めるよう努めていることが多いです。言葉は心の形を作り、社会の形も作り、どれほど巧みに操れるかで時々の立場も変わっていきます。でも巧みに話しているつもりでも、ふと上滑りしていると気づいて、はずかしくなる言葉もあります。日本語であれ、母語であれ、子どもたちが胸の中でうごめく感情を租借しながら、ゆっくりでもいいので自分の言葉を身につけていける、そんな時間と空間を大切する社会を広げていけるように、今年も活動していきます。
ムラカミケイタロウ

<ベトナム夢 KOBE> https://tcc117.jp/vnkobe/
この頃、テレビをつけていると、「外国人技能実習生」、「留学生」という言葉とあわせて、「ベトナム人」という言葉を耳にします。事実、ベトナム人の数は、急激に増加しており、そのほとんどが技能生か留学生として来日しています。ベトナム夢KOBEでも、ベトナム人留学生がスタッフとして活躍してくれているだけでなく、ベトナム人技能実習生、留学生から相談を寄せられることが増えてきました。彼・彼女らが大変な状況に置かれていることは事実ですが、ベトナム人を含む外国人をめぐる報道の一部のあり方に疑問を持つことがあります。たとえば、技能実習生本人が労働環境の劣悪さを語り、視聴者に入管法について検討を促すという特集を組んだニュース番組を何度かみました。このような報道のあり方は、今、日本で起こっている外国人をめぐる出来事は、「外国人の問題」であるかのようにみえてしまいます。しかしながら、それらは外国人の問題ではなく、私たち自身の問題であり、現在、起こっている出来事に対する受け止め方に問題があるのではないかと思います。外国人が入ってくることに不安を感じている人もいますが、経済成長を遂げ「成熟した」社会では労働力を他国に頼らざるをえないことは、欧州各国の事例からもわかります。成熟した社会の一員であるならば、自分たちが他者に頼らざるを得ない存在であることを自覚し、支えてくれる人びとに対して適切な向き合い方を考えていきたいです。
ノガミエミ

<ひょうごラテンコミュ二ティ> https://www.hlc-jp.com/
昨年も、私たちは、とても、とても、充実していました。フィエスタペルアナ神戸や、ラテンクリスマス神戸という大きなイベント。そして、月2回あるスペイン語母語教室や毎週水曜のラジオ生放送、各講演活動など、とても、必要性を感じる場面が沢山ありました。その結果、この、ココロを寄せてきた長年の活動が讃えられ、2018年12月に、世界的社会奉仕団体である神戸キワニスクラブより『神戸キワニス社会公益賞』を頂きました。輝かしくもこれかからの励みとなる賞だと思っております。今後もコミュニティの皆様のお役に立てるよう活動を少人数ながら工夫しチカラ合わせて、活動していきますので、今後の活動ご支援、どうぞ、よろしくお願いいたします!
オオシロロクサナ

<リーフグリーン> https://tcc117.jp/leaf/
明けましておめでとうございます。阪神淡路大震災の救援活動から生まれた「リーフグリーン」は、2020年4月に20周年(成人式)を迎えます。設立当初から代表を務めて参りました私も高齢になり、このところとみに気力・体力共に衰えを感じるようになりました。若いスタッフ達が立派に育ってきましたので、本年5月の総会に於いて理事の任期満了を迎えるのを機に、後進に道を譲ることといたします。今日までスタッフやTCCの仲間、地域の皆様はじめ多くの方々に支えられて、楽しく活動を続けて来られたことに深く感謝しております。振り返れば「リーフグリーン」を通して、なんと多くの方々と出会わせて頂いたことでしょう。そのほとんどの方々が先に天国へ召されましたが、今日までのすべての出会いが愛おしく、宝物のように思い返されます。今後は体力の続く限りヘルパーとケアマネの仕事を続け、若い人たちの邪魔にならないように、そっと「リーフグリーン」の運営を支えて参る所存です。これからも初心を忘れず、お互いを大切にしながら支え合い助け合って、歳をとっても障がいを持っても暮らし続けられる地域社会の実現を目指して頑張りますので、若いスタッフ達にも変わらぬ愛情とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
ヨシモトカツコ

<野田北キッズ> http://nodakita-furusato.net/
野田北部地区に住む子供達の活動の活性化に向かった4月の総会で、青少年育成活動の見直しと子供達の自主的な活動として発足3年目に当たる「野田北キッズ」に力入れることが決まった。これまでの全市で活動していた子ども会活動が退化して久しい。盛んであった頃は、子ども会ばかりでなく、ボーイスカウトやガールスカウト、神戸市の少年団活動など組織的活動を町や自主的団体よって主に休暇を利用しての活動が盛んであった。子供達もどこかに参加して大いに楽しんでいたし、私も神戸市少年団活動で主に宿泊キャンプ活動を通して、子供達と余暇を楽しく過ごしてきた経過を持つ。本地区でもO.Kさんを中心に、保護者を取り込んで活動されていた。子供達も楽しみにしていた。その良さを感じて、私も刷り物については協力させていただいていた経過を持つ。阪神淡路大震災、公職を引いた時から自治会の仲間に入れてもらい、須磨アルプスの鉢伏山、旗振山の登山と須磨海岸での水遊びや須磨離宮公園の植物観察で園長さん自らのご案内で堪能させてもらった頃が印象に残っている。一方では40才台以上の参加可のゴルフコンペも年に数回実施されていた。最近は参加者の年齢が高くなるにつれて参加者が減り、女性も簡単に参加できるミニゴルフ大会に変わっており、現在は、F.Kさんがリーダーとなってから参加者も増えている。本年度は夏祭りや消防訓練の時にホールインワンワンゲームを取り入れて好評である。小・中学生の参加もあり、老人層との「ふれあい」ができている。少しは「まち」としての意識がまとまってきたかなと思う。一方、子ども会の方は、震災後、新築なった「野田北部ふれあいセンター」が建って、成人や老人の集まる場所、子どもの集まる場所の保障ができ、大人の年末警戒「夜回り」に子供たちの参加を認めてもらう、夏のラジオ体操参加後の環境局と共に「ワケトンサポーター」養成講習会(2回実施)、防災訓練への参加。1.17追悼会への参加者が徐々に増えてきたことである。今年度できれば、消防署見学・卒業期に「ありがちう会」なども計画している。嬉しいことは、昨年に引き続いて、「クリスマス会」2回、ハロウィン1回と実行委員会制度を立ち上げ、小学校生4年生が「ハロウィン」、「クリスマス会」は6年生の「てらこや」子も加わって、計画、準備、練習、実施、反省と関わったことである。残念なことは、小生が緊急入院してしまい、当日の最後のところが見られなかったことがある。校区編成で来年度から諸属校が二つに分かれての子供達であるが、「地域は一つだよ」と言って今後の参加を呼びかけたい。1.17の会も昨年と同様にこなし、25周年には、協力をしてほしいと願っている。また、ここまで立ち上がって子供を支えて下さった各位に謝すばかりである。
イワタマサユキ

<ひょうごんテック> https://tcc117.jp/hyogontech/
新年あけましておめでとうございます。2019年が始まりました。平成最後の年、ITの世界でも変わり目の一年です。ISDN終了は先送り(2025年まで延長)、一時は大騒ぎしたサマータイム導入は見送られましたが、年号改定、消費税改定、ソフトウェア(Windows7やOffice2010など)のサポート終了が理由で、パソコンの新規購入や再インストールが必要になるなど、IT担当者にとっては気の重い年になりそうです。去年からTCCの各団体に呼び掛けていますが、Windows10への移行は徐々に進むようになってきました。一方で、FMYYのサイマル放送(インターネットを使った同時配信)は休止になる予定です。他にも、団体によって、使用を止めたり、別のやり方に移行したり、まだ模索中のシステムがあります。クラウド移行についてはグループウェアや会計ソフトなどで利用されていますが、文書や画像などの共有についてはまだ進んでいません。ひょうごんテックでも年末から年始にかけて、事務局のパソコンをWindows10にしました。ハードディスクはSSD(半導体メモリをディスクドライブのように扱える記憶装置)に変えましたが本体は今までの物を流用しています。他の団体でもWindows10になっても使えるハードウェア(おおよその基準は2010年以降に購入したもの)は使い続けるようにしています。但し、大事なデーターを保存するサーバーやNAS(ネットワーク接続記憶装置)は5年を目途に交換を提案しています。各団体とも、ITに関しては尻込みしたり、予算も時間も取れない中、無理せず慎重にサポートして行きたいと思っています。
オガタカズヤ

2019年1月 1日 (火)

2019年 FMYY新年挨拶

https://youtu.be/m_IcmKgIOTs

みなさん、新年あけましておめでとうございます。FMYYの神田裕です。神戸市長田区海運町のスタジオから、インターネットを通して放送をお届けしています。1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災、その時全国から救援に駆けつけて下さった仲間たちと共に、この放送局はスタートしました。そして、もうすぐ震災から丸24年を迎えます。

24年前の阪神淡路大震災から活動が始まった たかとり救援基地には 今も10の団体が元気に活動を続けています。アジア女性自立プロジェクト、ベトナム夢KOBE、多言語センターFACIL、ひょうごんテック、ひょうごラテンコミュニティ、リーフグリーン、ワールド・キッズ・コミュニティ、世界コミュニティラジオ放送連盟日本協議会AMARCJapan、野田北ふるさとネット、そしてFMYYです。

今月の17日にも新長田駅前にて、「1.17KOBEに灯りをinながた」のロウソク追悼行事が行われます。1999年の台湾大震災や2004年のスマトラ沖地震での被災地交流でつながった仲間たちもやってきます。これまで番組に携わってきた子どもたちもひとつ大人になり、親たちや先生たちとの新たな出会いの番組も始まりました。FMYYはこれまでの活動でつながった多くの人たちとの世代や国籍を越えた交流の場となっています。

去年も災害の多い一年でした。私たちのいのちを育んできたこの大地は大きく揺らぎ、荒らされ、多くの人々のいのちを奪っていきました。地震や津波など、いつ襲ってくるか分からない自然の力は想像をはるかに超え、それらに対して無力であることを身に染みて感じてきました。しかし、私たちは優しさと知恵を寄せ集めながら前へ前へと進んできました。自然に対する恐れや憎しみではなく、自然と仲良くつき合って行く謙虚さを学びながら、希望を持って、まちづくりひとづくり を続けてきました。

更にもう一つ、私たち自らが作り上げてきた脅威にも苦しめられてきました。国と国とを隔てる目に見えぬ壁は防波堤よりも高く積み上げられ、恐れや憎しみを生み出してきました。また、いのちを育んできたこの大地は、一瞬のうちに汚染され、住むことさえも難しいものとなってきました。しかし私たちは、それらのことに対して無力であることは決してないはずです。私たちは知恵と勇気を寄せ集め、誰がどこに住んでいても、一人一人のいのちが大切にされる、そんな まちづくりひとづくり を続けていきます。

震災の時、私たちはお互いを励まし合うため声をかけ合いました。声をかけ合うことによってお互いを知ることができました。お互いを知ることによって、まちづくりが始まりました。FMYYはこれからもそのことを忘れません。一人一人が大切にされ、誰一人忘れ去られることのない まちづくりひとづくり を目指して、FMYYは今年もあなたの元へ飛んで行きます。

神田裕

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