そのままでいい Part.3
“あおくんと きいろちゃんは うれしくて
もう うれしくて うれしくて
とうとう みどりに なりました“
有名なレオ・レオーニの絵本「あおくん と きいろちゃん」の中の一節です。仲のいい二人は遊んでいる内にみどりになってしまいました。でも、親たちはこの子たちが誰だか分かりません。悲しくて涙になってしまった二人は元のあおくんときいろちゃんに戻ってしまいました。こどもたちを見つけた親たちはうれしくて今度はしっかりと抱きあげました。ところが、あおくんの親たちがきいろちゃんを抱きあげるとみどりになってしまいました。きいろちゃんの親たちもあおくんを抱きあげるとみどりになってしまいました。親たちもやっとわけが分かりました。
あおくんときいろちゃんは実はそのままで変わっていなかったのですよね。涙になってひとりになるとやっぱりそのままの色でした。でも親たちからは仲よくしている二人はみどりに見えたのでした。
あおはあお、きいろはきいろ。変えろと言われても変えられない。変えようと思っても変えられない。だから、自ら他の色になろうとは思わず、そのままでいい。そのままの色でいるからこそみどりに見えたのです。一緒にいることがうれしいと、きれいなみどりに見えているのですね。このみどりは、希望の色!
神さまから特別に与えられたそれぞれの色が一緒に暮らす、あなたの家族は、あなたの地域社会は、あなたの学校は、あなたの会社は、あなたの教会は、、、神さまからはどんな希望の色に見えているのかな。(^^)v
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