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2021年9月 1日 (水)

心にもワクチンを

緊急事態宣言が発せられました。そして、教会も日曜日の公開ミサが中止となりました。何度目となるのだろう。宣言が出されてからもコロナの感染者は増加の一途をたどっています。皆さんはもうワクチンの接種を受けられましたか。接種するかしないかはそれぞれ皆さんの考えもあるのでどちらでもいいかと思いますが、接種すれば自らが重症化する確率は減ると言われています。ただ、そうは言っても、感染しないわけでもなく、人に移さないわけでもないようです。まだまだ、マスクや手洗いを怠らないようにし、密を避けることは続けなければなりません。ただ、健康のためには、蜜は摂取しておいた方がいいかな。(^^;

ワクチンがコロナ対策で重要なことは確かですが、変わりゆく情勢について行くことができなくなり、心までコロナに感染してしまっては大変です。心にもワクチンを打っておく必要があるようです。人はひとりでは生きて行けないので、お互いが直接に触れ合い、支え合い、エールを交わし合うことはとても大切なワクチンです。でもそのことさえも阻害され、気軽に声をかけ合い誘い合うことすらできないでいます。やはり今は、心にワクチンは打てないのでしょうか。

コロナという世界的な大災害の中に私たちは生きています。地球規模で助け合って生きて行かねばならない時であるにも関わらず、世界の、そして特に今、アジアの各地では人災という大災害の中で、多くの人々がさらに絶望の闇に吸い込まれそうになっています。遠くの出来事であっても足元の出来事のようで心が痛みます。祈らずにはおられない。そして、何もできないでいる自分にも祈りたい。祈ることさえできなくなる、そんな無力感や虚無感に押しつぶされることのないように、祈ることでお互い支え合って生きたいです。

よりよき未来を信じて、希望を失わず、愛するという行いが、生まれてくることを願って、祈りたい。祈りは優しくて力強い。できないことをできることに変えて行く力を持っている。
祈りというワクチンを接種しておこう!!

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