たきび130号 かんちゃん日記
能登半島での大きな地震で新年がスタートしました。一年で一番平穏に過ごしたい元旦に、地震、津波、火災に見舞われた被災地、被災された方たちのことを思うと心が痛みます。被害は想像以上の大災害であることが日に日に明らかになってきました。神戸が過ごしてきた日々を今から始められるのかと思うともう言葉が出てきません。そんな中、神戸から真っ先に救援に駆けつけて下さっている方たちもおられます。29年の間に培ったノウハウを届けるために、否そうではなく、これまで受けた感謝の気持ちと恩返しと、そして何よりもほっとけない思いをもって駆けつけて下さっている。今は苦しみ悲しみのどん底におられる方たちへ少しでも生きる勇気と希望を無くさないでほしいとの熱い思いを持って寄り添って下さっている。それは何も神戸からだけではなく東北からもみな同じ思いで駆けつけて下さっている。古くからの文化を継承し続けてきた能登でもあります。時間をかけてでも再興して行って欲しいものです。すぐには飛んでいけない私たちも長い時間をかけて繋がりをこれから持って行くことになりましょう。祈りを込めて。
カンダヒロシ