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2025年12月

2025年12月 1日 (月)

肩を並べて

<神戸少年の町クリスマスレター2025>

この一年、スタッフを始め地域や教会の関係者の皆様には大変お世話になりました。普段にお会いできる機会を中々持てないのですが、ここであらためてお礼を申し上げます。決して幸せとは言えない環境の中で過ごしてきた子どもたちが、多くの人との関わりの中で祝福され、喜びを共有し、与えられた命に感謝することができるよう 祈るばかりです。

「神戸少年の町は、キリスト教精神に則り、、、」 とその理念にはありますが、キリスト教精神と言われても何だか難しそうでピンとこないですね。「愛すること ゆるしあえること 謙遜な生き方ができること 人のために尽くせること 希望をもって生きること」 と言った方がいいかもしれません。でも美しく響くその言葉も日常で体感できないと体の中を素通りしてしまいます。特に、一番大切な愛することですら、一度傷ついてしまうと、理解することは難しいです。というか、愛するっていったい何なのでしょう。

「星の王子様」の作者 サン=テグジュペリ が語った言葉の中に、「経験は、我々に、愛するということは、互いに見つめあうことではなく、共に同じ方向を見ることである、ということを教えてくれる」(人間の大地)とある。そうなんだ。ここに一つのヒントがあるかもしれない。見つめあってしまうので、愛せない、ゆるせない、謙遜になれない、人のためなんて尽くせない、希望なんて持てないのかもしれない。確かにそうだ。では、どこを見つめたらいいのか?青い空?輝く星?教会の人たちは神さまというのかもしれない?

家族も、友だちも、神戸少年の町のお兄さんお姉さんと子どもたちも、肩を並べて同じ方向を見つける旅に出てみませんか。肩を並べれば、きっと見つかる。愛することは生きることそのものかもしれないから。

神戸少年の町 理事長 神田裕

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