三田教会再編プロジェクト
昨年 4 月1日から始まった三田教会再編計画(プロジェクト)は3月19日に建物引き渡しがあり、まずは信徒館、司祭館が完成しました。皆さま、ご協力ありがとうございました。
振り返れば、1946年頃からパリミッション会の神父たちやシスターたちが病院訪問などを通して三田周辺で福音宣教の種を蒔いてこられました。しだいに三田の地に教会を建てる気運が高まり、1952年5月 11 日に聖堂が献堂され、この屋敷町に福音宣教の拠点がスタートしました。三田藩の家老の屋敷跡をそのまま使い、司祭館や門構えにその風情を残しながら使用してきました。
しかし老朽化した建物を維持するのは難しく、これまでも教区の力を借りていくつかの建物の撤去はしてきました。敷地内には幼稚園の園舎もあり教会の集会所としても使用してきましたが、閉園の後、やはり老朽化した建物を撤去することになり、仮設のプレハブを信徒館として使用してきました。その頃から、将来に向けて三田教会の再編計画はスタートしたのですが、中々まとまらず、資金面での工面なども難しく前へ進めることができずに20数年ほどが過ぎていきました。数年前に三田教会のために資金を残してくださった方がおられ、そして教区からの勧めもあって、ようやく再編への一歩を踏み出すことができました。
信徒館、司祭館を新しく建てる計画は、皆様のご支援もあり、順調に進められてきました。しかし、再編計画はまだ道半ばです。旧建物を解体し、そこへ新たに駐車場を作ります。屋敷として使われてきた建物はすべて壊すのではなく、門構えや蔵などは保存する予定です。継続してプロジェクトを進めて行くにはまだまだ資金が不足しています。何とか工面していかなければなりません。
この三田の地に福音宣教の種が蒔かれ始めてちょうど80年。大きな節目を迎えています。建物のことだけではなく、地域社会と共に、ひとづくりまちづくりに三田教会がどんな役割を果たしていくのか、現在、そして未来へと引き継がれて行くことを願ってやみません。
三田教会 神田裕

