未来へのチャレンジ
神戸少年の町が設立されて三四半世紀が経ちました。町の人たち、学校の人たち、教会の人たちなどなど多くの支援者の皆さんと、ここを卒業された多くの人たちに見守られながら、これまで歩んでくることができましたこと、心より感謝したします。そして、神戸少年の町で毎日子どもたちのそばに寄り添い、子どもたちの悩みを親身になって聞き、一緒に乗り越えてくれているスタッフの兄さん姉さんたちに、心から感謝いたします。
今年、神戸少年の町は、新たなチャレンジをすることになりました。神戸の震災から始まった多文化な活動の拠点へと出かけて行き、その“まちづくりひとづくり”に交わるため、児童家庭地域支援室を長田区の“カトリックたかとり教会”敷地内にある“たかとりコミュニティセンター”内に設けました。神戸にはたくさんの外国籍の方たちも暮らしています。そしてその子どもたちも益々多いです。普段からその支援活動に携わっている人たちのサポートができればとの思いです。
そして、未来へ向けては、神戸少年の町としては再チャレンジとなりますが、児童家庭支援センターを立ち上げる準備を始めました。地域社会の中に自ら飛び込み、子どもたちを取り巻く家庭や社会に積極的に深く関わって行きたいと思っています。
未来への新たなチャレンジへと動き出した神戸少年の町をこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
理事長 神田裕