たきび 情報誌

2020年5月 6日 (水)

FMYYメッセージ

https://youtu.be/q8y6ijtktDY

みなさん こんにちは たかとりコミュニティセンターの神田裕です。

新型コロナウィルスが猛威を奮ってきました 緊急事態宣言も延長され益々この脅威は広がり続けています たかとりコミュニティセンターのある教会も 日曜日の公開ミサ及び集会の中止が3月から続いており 更なる延長も発表されました それを受けて TCCの母体であるたかとり救援基地も4月からしばらく活動を休止しています

25年前に大震災を体験し 「災害」の怖さを嫌というほど知りつくし それをきっかけに多くの人たちの支えによってこれまで前向きに歩んできた私たちです 災害が発生すれば進んで現地に赴き対策を練ってきました 直接に顔と顔を向き合わせての「出会い」や「つながり」を支えにしてこれまで歩んできました

ところが まさかこんな「災害」を体験することになるとは夢にも思っていませんでした 今回の「災害」はこれまでの常識が通用しないものだと知りました 何かしたいのに何にもできない 駆け付けたいのに駆けつけることができない 体を動かして顔と顔を向き合わせないことが「災害」を防ぐことなんだということを知りました

ただそれでも この「災害」に顔と顔を向き合わせて闘っておられる方々がおられます 医療や介護の現場で実際に体を張って働いておられる従事者の皆さんに 心から敬意を表したいと思います 

今は不安でいっぱいですが こんな時にこそ 自分のことだけでなく隣の人を思いやれますように 人と人とが分断されてしまわないように お互いが傷つけ合うことのないようにしたいものです

そして今から コロナが終息した後のことをみんなで考えてみましょう 「国境を持たない見えないウィルス」に今は翻弄されていますが ポジティブに考えれば 私たちもいっそ このウィルスに倣って 「国境を持たない見えない思考」でものごとを捉えなおし 見えないウィルスの正体が分かった時には 「国境を持たない見える世界」を創り上げていきたいものです

みなさん 今は25年前に比べると 通信事情も格段に発展し 直接に顔を向き合わせなくてもつながって行くことができます 今は 直接に向き合うのはしばらく控えて 逸る思いを抑え 十分にエネルギーを蓄え また復活して動き始めるときに 心機一転心を一つにして 前に進んで行こうではないですか!

たかとりコミュニティセンター
代表 神田裕

2020年4月12日 (日)

TCC 新型コロナウィルスの対応に関して

たかとりコミュニティセンター各団体のみなさま

新型コロナウィルスが猛威を奮ってきました。緊急事態宣言も出され益々この脅威は広がり続ける様相です。現時点で教会は4月末まで日曜日のミサ及び集会の中止延長を発表をしました。それを受けて、TCCの母体であるたかとり救援基地も来週からしばらく活動休止することにしました。連絡会議、TCC/IT委員会や昼食なども中止をします。各団体のみなさまもそれぞれに適切に判断し対応なさってください。

連絡会議や委員会へは、開催予定であった日までに各団体のメモをTCC宛に送ってください。議事録にまとめて配信します。TCC内部で感染者が出た場合はTCCはしばらく閉鎖されます。そのことも想定の上対応を考えておいてください。

25年前に大震災を体験し「災害」の怖さを嫌というほど知りつくしそしてそれをきっかけに多くの人たちの支えによってこれまで「新生(新しく生まれる)」を合言葉に前向きに歩んできた私たちですが、まさかこんな「災害」を体験することになるとは夢にも思っていませんでした。

25年間、心臓の鼓動のように動きを止めることなく前に進んできました。他に災害が発生すれば進んで現地に赴き対策を練ってきました。直接に顔と顔を向き合わせての「出会い」や「つながり」を支えにしてこれまで歩んできました。

ところが、今回の「災害」はこれまでの常識が通用しないものだと知りました。何かしたいのに何にもできない「災害」があるんだとあらためて思い知らされました。体を動かして顔と顔を向き合わせないことが「災害」を防ぐことなんだと。私たちの活動の限界を知りました。

ただそれでも、この「災害」に顔と顔を向き合わせて闘っておられる方々がおられます。医療現場で実際に体を張って働いておられる医療従事者の皆さんに心から敬意を表したいと思います。

みなさん、今は、25年前に比べると、通信事情も格段に発展し、直接に顔を向き合わせなくてもつながって行くことができます。ですので、直接に向き合うのはしばらく控えて、はやる思いを抑え、十分にエネルギーを蓄え、また復活して動き始めるときに、心機一転、心を一つにして前に進んで行こうではないですか。

2020年412日 復活祭の日に

たかとりコミュニティセンター
代表 神田裕

2020年1月 1日 (水)

たきび126号

<かんちゃん日記>
震災から9131日たちました。25年たったのではなく、300ヶ月たったのでもなく、9131回の朝と夜を過ごして今日の日を迎えました。悲しい日があって、苦しい日があって、辛い日があって、逃げたい日があって、、心が震えた日があって、心に刻みたい日があって、嬉しい日があって、楽しい日もあって。。震災の中で共に生きてきた人は、被災者も支援者も、9131通りの毎日を過ごしてきました。しっかりと心に刻んで明日につなげていきたいですね。

2019年1月17日 (木)

たきび125号

<かんちゃん日記>
欧州のとある国の首相が、新年に向けた挨拶で、「他国の利益にも配慮することが結果的に問題解決につながるというのが、2度の世界大戦の教訓だったはずなのに、こうした考え方は、もはやすべての人に共有されているわけではない」と語っていた。2019年世界は益々自国中心主義の道を歩むのだろうか?たかとりの震災復興は、多文化なまちづくりを目指しての歩みだ。外国からきた人たちが心細い思いをしないで住めるように配慮することでもあるが、それよりも、外国の人たちが同じまちに暮らしていることが、まちにとって迷惑なことではなくて、実は、まちが活性化し豊かに潤っていくことだと知っているからだ。たかとりの仲間たちはその考えを共有している仲間たちだ。たかとりのキャッチフレーズ「ゆるゆる多文化 いとをかし」とともに、風潮に流されずに信念を持って世界に発信していきたい。

2019年1月 1日 (火)

2019年 FMYY新年挨拶

https://youtu.be/m_IcmKgIOTs

みなさん、新年あけましておめでとうございます。FMYYの神田裕です。神戸市長田区海運町のスタジオから、インターネットを通して放送をお届けしています。1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災、その時全国から救援に駆けつけて下さった仲間たちと共に、この放送局はスタートしました。そして、もうすぐ震災から丸24年を迎えます。

24年前の阪神淡路大震災から活動が始まった たかとり救援基地には 今も10の団体が元気に活動を続けています。アジア女性自立プロジェクト、ベトナム夢KOBE、多言語センターFACIL、ひょうごんテック、ひょうごラテンコミュニティ、リーフグリーン、ワールド・キッズ・コミュニティ、世界コミュニティラジオ放送連盟日本協議会AMARCJapan、野田北ふるさとネット、そしてFMYYです。

今月の17日にも新長田駅前にて、「1.17KOBEに灯りをinながた」のロウソク追悼行事が行われます。1999年の台湾大震災や2004年のスマトラ沖地震での被災地交流でつながった仲間たちもやってきます。これまで番組に携わってきた子どもたちもひとつ大人になり、親たちや先生たちとの新たな出会いの番組も始まりました。FMYYはこれまでの活動でつながった多くの人たちとの世代や国籍を越えた交流の場となっています。

去年も災害の多い一年でした。私たちのいのちを育んできたこの大地は大きく揺らぎ、荒らされ、多くの人々のいのちを奪っていきました。地震や津波など、いつ襲ってくるか分からない自然の力は想像をはるかに超え、それらに対して無力であることを身に染みて感じてきました。しかし、私たちは優しさと知恵を寄せ集めながら前へ前へと進んできました。自然に対する恐れや憎しみではなく、自然と仲良くつき合って行く謙虚さを学びながら、希望を持って、まちづくりひとづくり を続けてきました。

更にもう一つ、私たち自らが作り上げてきた脅威にも苦しめられてきました。国と国とを隔てる目に見えぬ壁は防波堤よりも高く積み上げられ、恐れや憎しみを生み出してきました。また、いのちを育んできたこの大地は、一瞬のうちに汚染され、住むことさえも難しいものとなってきました。しかし私たちは、それらのことに対して無力であることは決してないはずです。私たちは知恵と勇気を寄せ集め、誰がどこに住んでいても、一人一人のいのちが大切にされる、そんな まちづくりひとづくり を続けていきます。

震災の時、私たちはお互いを励まし合うため声をかけ合いました。声をかけ合うことによってお互いを知ることができました。お互いを知ることによって、まちづくりが始まりました。FMYYはこれからもそのことを忘れません。一人一人が大切にされ、誰一人忘れ去られることのない まちづくりひとづくり を目指して、FMYYは今年もあなたの元へ飛んで行きます。

神田裕

2018年1月17日 (水)

たきび124号

<かんちゃん日記>
新しい年を迎え、私たちは、24回目の1.17を迎えます。。たかとりでは、早朝5時46分、この日この時この場所で、みなで心を合わせて祈ります。
被災地の多くの地域では、この日この時この場所で、みなで心を合わせて祈ることができにくくなってきました。記憶が薄れてきてしまったのでしょうか。形骸化してきてしまったのでしょうか。
多くの災害に見舞われる現代の私たちが、人の痛みや苦しみを自分のことのように思いやれるになった出発点1.17
あの日の「過去」を思い出すだけでなく、その日から始まった「今」を忘れないだけでなく、これから「未来」もずっと思いやれるでありますようにと、、この日この時この場所で、祈りをともにしたいです。。

2017年1月17日 (火)

たきび123号

<かんちゃん日記>
1.17 新年あけましておめでとうごさいます。クリスマスカードや年賀状を頂きありがとうございます。神戸は震災22年を迎えることとなりました。こんなに時を経てしまうと風化が語られたりもしますが、残念なことにも、各地で続く様々な災害を目の当たりにして、それは昨日のことのように、今この時を共感共有することに、複雑な気持ちで22年を迎えています。2017年、世界は反グローバリズムの様相を見せていますが、震災時に手にした言葉はグローカルでした。ローカルに生きながらも目指すはグローバルのスローガン。今こそ震災で学んだことを世界に発信しなければ。。長田から世界へ!

2016年1月17日 (日)

たきび122号

<かんちゃん日記>
1.17 新年あけましておめでとうごさいます。クリスマスカードや年賀状を頂きありがとうございます。去年9月に発生した茨城、栃木、宮城での台風大雨、水災害での古タオルプロジェクトにいち早くご協力頂いた皆様に心から感謝致します。一人の力はささやかですが、二人三人、、集まれば大きな岩をも動かす力になると、あらためて21年間の勇気の源を知ることができました。たかとりは日々進化を遂げながらこれまで歩んでくることができました。そして21年たった今、新たな進化を皆様にお伝えすることとなります。さて何でしょう?このたきびが発行される頃にはどこからともなく皆様のお耳に届くことになりましょう。2016年は世界規模で激動の一年となるのでしょう。大きな時代の節目を感じます。不安な中にあっても微な光を決して見失うことなく、二人三人、、希望を集めて平和な世界を築いて行きましょう!

2015年1月 1日 (木)

2015年 FMYY新年挨拶

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みなさん、新年あけましておめでとうございます。FMYYの神田裕です。FMYYは神戸市長田区海運町にある たかとりコミュニティセンターから放送をお届けしています。1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災、その時全国から救援に駆けつけて下さった仲間たちと共に、この放送局はスタートしました。そして、もうすぐ震災から丸20年を迎えます。

FMYYは震災20年を迎える前に、これまで只管に走り続けてきた歩みを、今一度振り返り、これからのあり方を模索し、話し合いを続けてきました。放送業務をコンパクトにし、余裕を持ち、原点に立ち返ることで、これから先という未来に向けて、新しいぶどう酒を新しい革袋に入れるべく、21年目に向け新たなスタートを切ることにしました。古い革袋のままでは、今にも破れてしまいそうになっていたからです。

折りしもこの夏から、大切な送信機などの機材が次々に故障しました。貧しいがゆえに起こるべくして起こった出来事でもありました。放送機材たちは、これまで一度も文句を言わずに、私たちと一緒に走り続けてくれていたのでした。いくら私たちに情熱があっても、機材が故障してしまっては放送を続けることができません。絶望のどん底にありました。が、しかし、仲間たちの献身的な働きや、応援してくださっている皆さまの物心両面の支えによって、そのどん底から這い上がろうとする希望を、私たちは持つことが出来るようになってきました。20年前の震災直後に味わった苦しさと、そして出会いから生まれた喜びと、心の底から出る感謝の気持ちを、再び体験することができました。

たかとりの仲間は今年も元気です。たかとりコミュニティセンターは、現在10の団体で構成されています。アジア女性自立プロジェクト、多言語センターFACIL、ひょうごんテック、ひょうごラテンコミュニティ、ベトナム夢KOBE、リーフグリーン、ワールド・キッズ・コミュニティ、世界コミュニティラジオ放送連盟日本協議会AMARCJapan、野田北ふるさとネット、そしてFMわぃわぃです。

震災の時、私たちはお互いを励まし合うため声をかけ合いました。声をかけ合うことによってお互いを知ることができました。お互いを知ることによって、まちづくりが始まりました。FMYYはこれからもそのことを忘れません。一人一人が大切にされ、誰一人忘れ去られることのない 「まちづくりひとづくり」 を目指して、FMYYは今年もあなたの元へ飛んで行きます。

2014年1月15日 (水)

たきび120号

<かんちゃん日記>

震災からちょうど19年がたった。10年が「一(ひと)昔」と言われるが、もうすぐ「二(ふた)昔」に近づいてくる。震災はもう昔が二つも付こうとしている。でも、目をつぶれば、あの日からの出来事は、遠い昔のことではなく、まるで昨日のことのように錯覚するときがある。。それは、あの日から一緒に震災を乗り越え、そしてつながって来た仲間たちが、まだ自分の周りで「まちづくりひとづくり」に活躍しているからだ。昨年12月この世を去ったネルソン・マンデラさんの「くにづくりひとづくり」は「虹の国」(Rainbow Nation)だった。一つの色のみでくにを作るのではなく、まさに七色に光る虹のように、違いがあるからこそ豊かである、と。私たちのまちづくりにも大きな勇気を与えてくれた。たかとりのまちづくりも 「Rainbow Community」(虹のまちづくり) だ。

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