川福さんが朝から敷地内に残った板を軽トラに積んでいた。
西区で畑をしている人が囲いを作るために必要だと言う。
こうやって丁寧に解体していると色々有意義に再利用されてゆく。
いいことだなぁ。
午前中は根の掘り出し作業。
まぁ無理だとは分かっているが出来る所までしよう。
毎日少しずつ掘れて来ている。
アスタで働いてるみんなぁ~、運動のために堀りに来ない?
土いじりは美容と健康に最適だよぉ。。。
今日は根を掘っていたら、、、また妖精が、、、
と思ったら、、、かよさんだった。
高木師匠に習いながら電線の皮むきを手伝った。
これがまた技がいるんだなぁ。
須永さんは病院帰りにちょっと立ち寄り。
大見さんは散髪をすませてから登場。
ペーパードームは今日17時に
ポートアイランドのコンテナバースから台湾へ向け出港しました。。
垂水さんと一緒に行きました。
28日に台湾到着の予定です。
いってらっしゃ~い。
たっしゃでなぁ!
今日はコンテナ積みを見にポートアイランドへ行った。
ペーパーの柱や鉄枠を大きなコンテナに積み込むのは一苦労。
大小何台ものフォークリストを駆使してするものの簡単には入らない。
トコロテンの棒を差し込んでゆくようなものだ。
木枠の梱包もしっかりしていないので途中で割れたりもする。
何とか入った。でも台湾についてからがもっと大変だろう。
これを引っ張り出すのはほとんど無理。
一本一本抜き出すしかないのでは。。。
でも後は知らな~い。。。
神戸港島港運協同組合でコンテナに積み込まれたペーパードームは
23日17時にポートアイランド南端にあるPC17バースから
台湾に向け出港する。船名は KUOCHIA。
午前中は川福さん、高木さん、池田さん、佐藤さんが
教会内でアルミの整理などの作業をした。
昼はツェットと川福さんが冷やしそうめんを作ってくれた。
私はトーホーへネギと生姜を買いに行った。
店内でスミちゃん(サンパツ屋の林さんの奥さん)に出会った。
「やぁスミちゃん、生姜はどのへんに置いてるんかなぁ」
「えーとね、ついといでぇ」
「うん」
「ここよ。これは練りショウガ。でも高くてあまりおいしくないよ。
そこのほんまもんの生姜を買ってすった方が安くておいしいよ」
「じゃそうするわぁ。でもするもんがないなぁ。カンナですったらあかんかなぁ」
「あかんあかん。私の家にええもんがあるから取りにおいで」
「ありがとう」
私は長屋の下町で育った。
隣に米や醤油を借りに行ったりした記憶がある。
そんな下町はええわ。
野田北部は震災後、まちは路地がなくなり下町の味もなくなりつつある。
でもまだまだ人の心はそう簡単に味はなくならない。
大事にしてゆきたいなぁ。
店で立ち話なんかしてたら帰るのが遅くなった。
戻ったらツェットに言われた、、、「東京まで買いに行っとんかぁ?!」
今日で業者がする敷地内でのペーパードーム解体作業はすべて終了した。
後はコンテナに積み込まれ23日の出航を待つのみだ。
ところで、
今日は朝早くからMr.アバウトが若いもん一人つれてやってきた。
気が付いたときにはプレハブの2階に梯子を掛けていた。
「何してはるんですか?」
「いやぁ神父さんに約束してたのでプレハブ解体しに来ました」
「えっ、それは社長に言って断ったはずです」
「はぁ私なぜか会社首になりまして、ボランティアで解体しに来ました。」
「それは残念でしたね。でも解体はせんでええです。」
私がいなかったら勝手に解体されるとこやった。
私よりも早くに発見したグェンさんはアバウトに言われたそうだ。
「ここのアルミを持っていくので2トントラックかしてくれ」って。
金目のものだけ持って帰るつもりやったのか?
ちょっとしばらく気をつけなあかんなぁ!
今日は仕事が休みなのでガちゃんも朝から来てくれた。
「手伝いに来たけど今日は何もしないの?」
「もうちょっとしたらみんな来るよ」
「ふ~ん。お腹すいたなぁ」
「そやなぁ。私も朝ごはん食べてないよ」
「カップラーメン食べよう。食べたら帰るわ。」
「はははぁ。」
と言うわけで二人で焼きソバUFOを食べた。
食べたらガちゃんはほんまに帰って行った。
有言実行やったなぁ。
ひびちゃんも11時ごろに来た。
プレハブ倉庫の中のFMYYの資料を探しに来たのだった。
倉庫から出てきたのが昼の2時近く。
な、な、なんと3時間近くも倉庫にいたの?
見れば服は汗でビッショリぬれていた。
倉庫はすでに満杯状態。
よりによって資料の段バール箱は倉庫の一番奥の隅っこにあったらしい。
あちゃ~。。。
ひびちゃん10キロぐらい痩せたんちゃうかぁ?
ご苦労さん!
聞くところによると領収書1枚取り出すためだったとか。。。
作業が終わってもう一度倉庫へ段ボール箱を戻しに行ったひびちゃんの
背中がすがすがしそう。。。?
川福さん、高木さん、大見さん夫婦、須永さん、池田さんは
今日はアルミの枠の解体と電線の銅の取り出し。
電線の銅はかなりの量になった。
アバウトにとられたらあかんので司祭館の中に入れることにした。
グェンさん夫婦は今日も陽が落ちてから
荒ゴミ整理に来てくれた。
Mr.アバウトは会社を解雇された。
ちょっとビックリしたが実は入社は2週間ほど前だったそうだ。
といっても50台半ばかなぁ。
ちょうどここは最初の仕事だったらしい。
たかとりがテストに使われたって感じだ。
しかしそれにしてもMr.アバウトが代わってからは仕事がはかどるはかどる。
あっと言う間に今日紙管58本が運び出された。
今日もたかとり解体部は元気に出動。
ツェット、グェンさん、ルアンさん、川福さん、高木さん、須永さん。
今日も一段と暑くて夏のようだった。
日曜日に解体したプレハブの内装の木材をみんなで小さく切って
薪で焚いている風呂屋に須永さんと川福さんが持っていった。
川福さんはフッと見たらバケツに頭を突っ込んでいた。
須永さんは帽子を洗ったので今日はタオルで代用。
ルアンさんは賢いなぁ。ちゃんと屋根を作って作業をしてた。
高木さんの病気はいったいどこへ飛んでいったのだろう。
一日の作業が終わって掃除をしていたら日比野さんがやってきた。
なにやらニヤニヤ。。。
よく見れば女子高生を10人ほど引き連れて、いや間違い、案内して
敷地内にやってきた。
ええ役やなぁ~。。。ひびちゃ~ん。。。
5時からはアスタの事務所の開所式だった。
あまり公表はせずスタッフと近隣の皆さまのためのものだった。
それでも数十人にはなった。
「近所の皆さ~ん、これからよろしくお願いしま~す。」
ps:
ガちゃ~ん、昨日の話しは冗談やでぇ。
今日は現場の監督の監督?に請け負い業者から別の人が派遣されてきた。
若い人でとてもしっかりしている。
さっそくペーパードームの柱の移送の準備にかかっていた。
Mr.アバウトはおとなしく?何食わぬ顔で作業をしていた。
2時ごろにはいつの間にか現場からはいなくなった。
Mr.アバウトと入れ替わるように営業担当の人がやってきた。
謝りと鉄アルミの料金の返済を言ってきた。
こちらもそれなりに世話になったので返済はいらないと言った。
だんだん世間話になってきた。
「神父さんは今はどこに住んでるんですか?」
「ここの司祭館です。壊されるまではここにいるつもりです。」
「神父さんは結婚できないんですよね?」
「まぁそういう規則になっています」
「じゃ恋愛はいいんですか?」
「恋愛は良いとか悪いとかの問題じゃないですけどね」
「じゃ籍を入れなければいいんですか?」
「はぁ?そういう問題じゃないです」
「ところで生まれはどこですか?」
「尼崎ですよ」
「えっそうなんですか。私も中学校ぐらいまで尼崎にすんでました。園田中学です。」
「へぇそうなの。私は若草中学ですよ。」
「神父さん何歳ですか?」
「47歳で戌年です。」
「えっ僕と同じですわ。僕近鉄の羽田の弟を知ってますよ」
「えっそうなの?中学高校と私の同級生で仲良しですよ」
「え~っ、そしたら谷口しってますか?」
「杭瀬小の4組のヤツやろぉ?」
「はい、高校が一緒で親友ですねん」
「え~っそうなんやぁ」
と、、まぁ今日もそんな出会いがありました。
たかとり解体部は川福さん、高木さん、池田さんが今日もいろいろ片付けに。。
グェンさんは使えるコンパネを2tトラックに積み込んだ。
明日朝早くから姫路のホックさんの会社に運んでくれる。
明日は11時からTCC連絡会議がある。
17日の開所式に使うビールを軽トラでアスタに運んで行きますね。
17日まで飲まないようにね。←とみちゃん (^_-)
先週の月曜日からペーパードームの解体は始まった。
たびたび登場するMr.アバウトは現場監督だ。
解体初日から問題続きだった。
事前に詳しく報告する前に勝手にノリで物事を決めてゆく。
救援基地に残ったプレハブは2階建て4個、1階建て2個。
プレハブを欲しい所がきっとあるからと言うので
そういうところがあればどうぞ持って行って下さいこちらも助かりますとは言っていた。
だが実際にはそういうところはなかった。
鉄とアルミとリサイクルできるものをくれたら自分で解体してあげると言い始めた。
それで先日からの一連の報告のようになった。
大きなクレーンが来たときに、
「これでイッパツ吊り上げてあげる。簡単に潰れる。」と言った。
しかし孫受け業者に断られて断念。
そして今日大きなキャタピラ付きの重機が入ってきた。
月曜日の報告で歯が立たなかったコンクリの解体に使うためだ。
そしてMr.アバウトは言う。
「この重機でプレハブはイッパツに潰れる」
「えっこれで壊すのですか。大きな音と埃が出ますよ。」
「神父さん大丈夫だよ。すぐに簡単に片付く。」
「近所に迷惑です。するのであればちゃんと防音のネットを張り、近所に挨拶に行ってください。」
「分かった。明日挨拶に行こう。足場やネットは自分ひとりでも張れる。」
「頼みますよ!」
しかしすぐ後に電話で孫受け業者に電話で、「防音ネット張ってくれないか?」と言っていた。
よぉわからんヤツや。
しかしその費用は一体どこから出るのだろうか?
夕方孫受け業者がやってきた。
「神父さん、足場や防音ネットを頼まれたが、プレハブは重機でやってはだめだよ。
あとの処理が大変だ。壊すのなら屋根からキチッとはずさないとだめだよ。」
「そうですよね。でも現場監督が勝手に進めているので。。。」
「あの人はめちゃくちゃやぁ。」
「いずれにしてもプレハブはペーパードームのプロジェクトとは何の関係もないこと。
こちらとしてもこんなにたいそうになってしまうのは心外ですよ。」
「社長は知ってるのだろうか?電話してみる。」
「お願いします。」
請け負い業者の社長に電話がつながった。
一連の出来事を説明すればビックリしてすぐに現場に向かうとのこと。
社長は事の次第を何も知らなかった。
30分ほどして社長はたかとりに来た。私は言った。
「こちらがレンタルした荒ゴミのバケットにそちらの産廃を勝手に入れられた。
こちらの軽トラを使用し動かなくなってしまったあと報告もなしに放置。
残ったプレハブの有効利用を承諾したがこんな形で本格的に解体になるのは予想外。
敷地に放置されているペーパードームの柱の梱包などの本来の仕事がぜんぜん進んでいない。
はやく何とかしないとまた雨が降ってくる。
今日は朝から上半身裸でビールを片手にフォークリストを動かしていた。
夕方作業が終わった現場をチェックしたらエンジンをかけっぱなしのフォークリフトをそのままにして帰った。。。
などなどなどなど。。。。。。。。」
これはもうアバウトどころの話ではない!
現場監督の監督をなぜ私がしなければならないのか!
社長と話をし、プレハブの解体はストップすることにした。
そうなると、これまでたかとり解体部隊が丁寧に分別した鉄やアルミは返してもらわないといけない。
明日からMr.アバウトはどんな顔をして現場にやってくるのだろうか?
ps:
は現在たかとり教会の敷地内に置かれている解体されたペーパードームの部品は
来週20日ごろにコンテナー詰めをし、21~22日ごろ神戸港へ移動。
23日台湾に向け神戸港を出発する。
28日に台湾到着の予定。
今日はむちゃくちゃ暑かった。
こんな暑い中でも作業の兄ちゃんたちはがんばった。
午前中で残りの柱は撤去できるはずだったが
上で柱をつないでいる板をはずすのに手間取り
結局1日かかることになった。
たかとり解体部のメンバーもこの暑い中がんばった。
高木さん、須永さん、川福さん、佐藤さんのタフガイ!
大きな湯沸かし器の運び出し、仕分けしたアルミの運び出し、
荒ゴミの整理とビックリするほどたくさんの大工道具の整理。
だんだんと片付いてきた。
台湾からのスタッフ2人も作業の確認や撮影に徹していた。
昼にはガちゃんから吉野家の豚丼がみんなに差し入れられた。
これがまたおいしかった。サラダ付きだ。
牛丼がなくなってからは吉野家には行かなかったが
豚丼もなかなかもものだ。
ガちゃんありがとう。
昼食後の休憩時間は須永さんの保険体育の授業を受けることに。。。?
「割礼というのがあるが、これはいわゆる包茎の手術だ。チンチンの皮を切るのだ。」
「痛ぁ~い!」
「これは宗教上の問題だが、ルーツは衛生上からかも。。。」
「ほぉ~。」
「女性にも同じことをするところがある。」
「へぇ~~。でもそれはなんぼなんでもあかんやろ。意味ないでぇ。」
「・・・・・・・・」
延々続くがこの辺でやめとこう。
ペーパードームの解体には何の意味もない。
午後からは一段と暑さが増してきた。
正確には測っていないが30度ほどの暑さに感じられた。
それでもタフガイたちは手を休めることはない。
いらないスチールの机を数個トラックに積み込んだ。
私はこの暑さで体を動かす元気が出なかった。
写真を写すことだけに徹することにした。ごめん。
5時ごろ紙管の柱はすべて抜き取られ
ペーパードームの解体は完了した。
みんなは5時過ぎまで作業を続けた。
やっと一日が終わり、ビールで乾杯!
ちょうどその時、ヴィンさんがビールだけ飲みにやって来た。
台湾から来ているスタッフのささやかなご苦労さん会が
司祭館で6時から始まった。
台湾プロジェクトのメンバー、地域、工務店のひと。。。
紹興酒で乾杯!
ps:
朝から教会に柄シャツを着た自称ヤクザがやってきた。
司祭館の前まで来て、、、
「神父さんおるか?」
「わたしですけど」
「あのなぁ。工事の音がうるさいやないか!」
「あっすんません。お宅はどこの方ですか?」
「どこでもええやないか!」
「すんません」
「すんませんですむんか?ちゃんと挨拶に回らんかい!」
「周辺は回ったのですが」
「オレのところは来てないぞ!」
・・・段々と大きな声で凄んできた・・・
「教会は周辺に平気で迷惑をかけてええんか!それが信仰か!」
「すみません。普段からも色々迷惑をかけています」
・・・ちょっと穏やかになってきた・・・
「そういやぁこないだ神父さんはテレビに出てたな」
「はい、すんません」
「ええか、神父やったら分かるやろ。迷惑をかけたらあかん!」
「はい」
「一言が大事や!一言ですむんや、こんなことは」
「はい、すんません。今から回りましょか?一緒に行ってくれますか?」
「あほぉ、もうええ」
・・・そのまま門のところまで歩いて行ったので
戻ってこんように私も門のところまで後ろをついていった・・・
門の外に一人のおばさんが向こう側を通りかかった。
「おい!○○のおばはん!ここうるさいやろ!」
「・・・・・・・」
「なんやあのおばはん無視しやがって。あいつはあかん!」
「そうですか」
「オレはなぁ、ヤクザや!昭和15年生まれや。長いことこの辺におる。
この辺のことはよぉ知っとる。あの公園のとこは昔水田やったんや」
「へぇそうですか?そんならこの教会は昔は何でしたん?」
「そんなもん知るかぁ!」
「あっ知らんのですか」
・・・南に歩き始めようとした時・・・
「神父さん、女紹介せぇや!」
「はぁ?」
「ウソやぁ。ホンキにするなぁ。冗談やぁ。」
「でしょうねぇ。ところで私はカンダヒロシといいますが、
お宅は名前は何といいますのん?」
「オレか?オレの名前はタツオや」
「なにタツオですか?」
「タツオだけでええ」
・・・歩き始めたがまた振り向いて・・・
「なぁ神父さん、女紹介せぇや!」
「・・・・・・」
「ウソやぁ。またホンキにしとる。冗談やぁ。」
・・・南の角を曲がるときにまた振り向いて・・・
「こんど神父さんとこに聖書の勉強聞きに行くかもしれんからな」
「・・・・・・?」
何とか金もせびられんと無事に帰りよりましたが
一時はどうなることかと。。。
しかしそれにしても神父と分かってて女を紹介せぇとは何事や。
ほんまにけしからんヤツや。
それか。。。私を仲間と思ったんやろか?
そうやったらもっとけしからん。
大きなクレーン車が入っていた。
どうやってここまで入ってきたんだろう。
現場監督は7時には来ていた。
早いなぁ。
作業が始まる前についでにFMYYのアンテナを撤去してもらった。
ほんの30分ほどで横倒しになった。
あっと言う間のことだ。
取った後には2メートルほどの穴があいていた。
下には水がたまって井戸のようだ。
子どもだったらおぼれそう。
危ない危ない。
ペーパードームの枠の鉄骨がひとつひとつはずし始められる。
グェンさんが登場。片づけが始まった。
台湾プロジェクト関係者もぞくぞく登場。
今日はプロジェクトの会議だ。
実行委員会のメンバー、建築関係者、コンテナ関係者、台湾からの業者、、、
持って行くものの最終確認が行われた。
結局ペーパードームの床に敷かれていたブロックは持っていかないことになった。
高木さん、グェンさん、須永さんは今日も何やら工作に励みだした。
ツェットは通訳の仕事で外出。
コウチョウは今日はビールを差し入れてくれた。
昼にみんなでカップラーメンを食べた。
私は本建築の業者を決める打ち合わせに司教館へ。
なかなか決まりそうにもない。
はじめだけ参加して3時にたかとりに戻る。
帰ればペーパードームはほとんど紙管だけのむき出しになっていた。
片付け隊は荒ゴミ作業の真っ最中。
川福さん、高木さん、池田さん、佐藤さん、須永さん、田辺さん、グェンさんご苦労さ~ん。
例の荒ゴミ入れは満杯になった。
さすがに今日はみんな疲れてた。
昨日愚痴ったあの業者はようはアバウトなヤツ。
今日はそのアバウトさで色々アバウトに融通を利かせてくれた。
性格なんて良いも悪いも表裏一体。
今日は良い面が分かって良かった。
名誉挽回。。。
CD庫の片付けに来たK太郎くんも素通りするわけにはいかない。
片付けに参戦(させられる)。
クレーンで取り出してもらった小さなプレハブ倉庫を
グェンさんは敷地内のフォークリフトをチョイ借りして
みんなで移設した。
台所横の大きな湯沸かし機も取り外される。
今日も朝から業者がやってきた。
昨日の大騒動とは打って変わって今日はのんびりムード。
浅山さんは昨日に続き一番に到着。
台湾プロジェクトの森崎代表と垂水さんもやってきた。
明日はここで台湾からの担当者が来て打ち合わせをする。
今日はそのための段取りを決めた。
森崎さんと垂水さんは積まれているペーパードーム床のブロックを見て
これも台湾へ持っていこうかという話になった。
捨てるよりはそれの方がいいですね。
それならはずした甲斐があるってものです。
聞けばあのブロックは一枚500円ほどするんだそうだ。
車椅子でいつもミサに来る岡田さんが記念にとブロックを引き取りに来た。
最近地域のコウチョウこと福田さんは
毎日朝食用のパンを買ってきてくれる。
高木さんとルアンさんは
TCC資料室の大きな掲示板2つをはずしてくれる。
ペーパードームはテントが取り外され
屋根の板も取り外された。
今日はそこまで。
雨が降ってはいけないので
柱はブルーシートで囲われた。
たかとりチームはそれでも手は休めない。
川福さん、大見さん、高木さんは
折りたたみ椅子を入れるキャスター付きの箱を作成。
後半吉岡神父さんも来てくれた。
かよさんはNGOベトナムの壁に掛かっていた
針金でできたベトナムの地図をはずし
それを中村さんとツェットが発泡スチロールに再生。
大見さんの奥さんは掃除や片づけをしてくれた。
高木さんがやってくれたのだろうか。。。
パーゴラの紙管を切って椅子にしてくれた。
今日は図工工作のホノボノとした時間が流れてた。
私は昼食後たまらなく昼寝をした。30分ほどで復帰して
作業の写真をとっていたら気が付いたらまた寝てしまった。
気が付いたら3時近くになっていた。ボォー。。。(>_<)
もう一度復帰してベトナム地図の再生を手伝っていたら
のいちごの薫ちゃんがみんなにショートケーキを差し入れてくれた。
明日はクレーンが入ってくるので
ついでにFMYYのアンテナの鉄柱を撤去してもらうことにした。
もちろん別途こちらで費用を持つ。
ps:
実は今日は朝から機嫌が悪かった。
業者が来たみたいだったので庭にでたら
昨日持ってきた有料の荒ゴミ入れに業者のトラックのゴミを捨てていた。
「神父さん、お金をいくらか払うからゴミを入れさせてください。」
「入れさせてくださいって?もう入れてるじゃないですか。」
「はい、お金をその分払いますから。」
「その分ってどうやって割合を決めるんですか。それにお金の問題じゃないでしょ。
これはあなたに口を利いてもらって置いてもらっているがこちらの所有ですよ。
どうして聞く前に入れてるんですか。それにこれはここの作業のゴミじゃないですね。
何を考えてはるんですか。非常識ですよ。」
「じゃこれはこちらで全部支払います」
「当たり前ですよ。そうしてください。」
筋も秩序もあったもんじゃない。
実はその人はペーパードームのブロックの下の砂を持って帰りたかったのだ。
そのために産業廃棄物用の2トントラックを朝から持ってきたのだが
中にゴミが入ったままだったのでそれをこちらに捨てたのだ。
使った椅子は出しっぱなし、飲んだジュースのペットボトルやタバコの空ケースも捨てっぱなし。
ここは廃墟となった解体現場じゃないんだぞ!
ボロボロやけどここはちゃんとまだ秩序を保ってるんや!
それにオレはまだここに住んでるんだぞ!
二日間とも挨拶なしで作業が始まるし。。。腹立つなぁ。
明日になったら忘れよぉ~と。