紹介。。。

宗教教誨師より

兵庫県キリスト教教誨師会からの呼びかけを転送します。

私たち兵庫県キリスト教教誨師・篤志面接委員は県内の刑務所、拘置所、少年院などで教誨活動をしている牧師や神父たちの群れで、現在17名です。私たちは毎月月一回以上、派遣された刑務所等更生施設に出向き、少年や受刑者たちに、聖書を通してキリストの福音を宣べ伝え、又被害者に対する思いを高めたり、受刑者個人が抱える様々な問題を聴く時を持っています。特に最近はリストラ等によって生きる場を失った高齢者による犯罪や、覚醒剤使用等による若者の犯罪が増加し、どの更生施設も定員を超えていることは、様々の報道でご存知のことと思います。そこで関西圏に於いては、今年4月加古川市に新設の刑務所(播磨社会復帰センター;収容者1,000人)が完成し、10月から受刑者を迎える準備をしております。そこで私たちもこの新設刑務所にキリスト教の教誨師や篤志面接委員を派遣しようと検討しているところです。
ところで、教誨師・篤志面接委員の働きには経済的な基盤がなく、それぞれが手弁当で奉仕を行なっているのが実情であります。今後も、受刑者に対する福音宣教と更生のためにはさらにこの働きが増えるものと思います。そこでこの働きを覚えて教会、伝道所でお祈り下さいますようお願い申しあげます。また、この奉仕に多くの経費が必要とされますので、経済的にもご支援を賜わり、お支え下さいますよう心からお願い申し上げます。

振り込み先;郵便振替 01100-0-25364 「明石ベテル教会」
但し、「兵庫県キリスト教教誨師・篤志面接委員会」と明記して下さい。
事務局:日本キリスト教団 明石ベテル教会 (牧師 鈴木眞)
674-0064明石市大久保町江井ヶ島1250-6
TEL&FAX(078)946-7690

[兵庫県キリスト教教誨師・篤志面接委員名]
内貴八郎右衛門(兵庫県キリスト教教誨師・篤志面接委員会会長/
 日本フリーメソジスト教団・明石上ノ丸教会・神戸刑務所教誨師)
石井望(カトリック加古川教会神父・姫路少年刑務所教誨師)
浦上結慈(日本キリスト教団・大阪東十三教会牧師・大阪医療刑務所教誨師)
兼松千佳子((日本キリスト教団・姫路福音教会信徒伝道者・播磨学園篤志面接委員)
神田裕(カトリック大阪大司教区 教区本部事務局・神戸刑務所教誨師)
木戸定(日本キリスト教団・姫路教会牧師・加古川刑務所教誨師)
小紫義弘(日本伝道隊・白川台キリスト教会牧師・播磨学園教誨師・篤志面接委員)
高橋初生(日本キリスト教団・尼崎竹谷教会牧師・神戸拘置所・尼崎拘置支所教誨師)
時久忠夫(広畑キリスト教会牧師・姫路少年刑務所教誨師)
長谷川健二(日本イエス・キリスト教団・尼崎福音教会牧師・神戸拘置所教誨師)
福田勝敏(日本イエス・キリスト教団・神戸中央教会牧師・播磨学園篤志面接委員)
藤原宏昭(日本イエス・キリスト教団・神戸西部教会牧師・神戸拘置所教誨師)
山崎徹也(単立・尾上聖愛教会牧師・加古川刑務所篤志面接委員)
H・ブラウン(日本伝道隊・西播磨キリスト教会牧師・神戸刑務所教誨師)
J・オマリー(カトリック・ザヴィエルハウス神父・加古川刑務所教誨師)
L・コサカ(カトリック・宝塚黙想の家神父・神戸拘置所教誨師)  
ハン・フランシス(カトリック伊丹教会神父・大阪刑務所教誨師)
鈴木眞(日本キリスト教団・明石ベテル教会牧師・加古川学園教誨師)
(順不同、敬称略)
以上18名
[賛同者]
多久和律(兵庫県宗教連盟・西日本ルーテル教会牧師)
相浦和生(兵庫県宗教連盟・日本キリスト教団・主恩教会牧師)
元正章(日本キリスト教団・曽根教会牧師)
本宮広(日本キリスト教会・神戸湊西教会牧師)
西本誠一郎(藤井寺キリスト教会信徒)
(順不同、敬称略)        
以上5名 

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ビルマの人々へ祈りをこめて

シナピス ニュース from B.A.

ミャンマーの僧侶が立ち上がってデモを始めて以来、固唾を呑んでニュースを見てまいりましたが、軍事政権はとうとう26日に弾圧を加え始め、そして27日に僧侶や民衆に向けて銃を発砲し、とうとう多数の死傷者が出てしまいました。今朝の報道で、寺院に軍が押し入った映像が流れ、負傷した僧侶、逃げ惑う市民の姿が繰り返し映し出されました。ミャンマー人のSさんは、大阪で難民と主張して裁判で争っていますが、彼は今朝、私にこう言いました。「国のお母さんや家族を思い、デモで闘った坊さんや民衆を思い、私は泣きました。ミャンマーじゃなくてビルマになってほしい」.。また、タイにいるSさんの親戚がついさきほど添付の通り生々しい写真を送ってくださいました。どうぞ皆様、お祈りください。
http://www.osaka.catholic.jp/sinapis/

<参照> from H.Y.
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日本国内のすべての僧侶と皆さんへのお願い
 アシン・ケマサラ
 全ビルマ青年僧侶連盟(ABYMU)議長
 2007年9月18日

日本に住むすべての僧侶と、信仰心の厚い在家信者の皆さんに対し、以下の通り緊急のお願いを申し上げたい。ビルマ国内情勢についてはインターネットやマスコミなどを通じて多くの情報が流れているところですが、よりよく理解していただくためにいくつか補足をさせていただきます。ビルマ軍事政権は、1988年の民主化運動の後、国内に民主主義を実現するという約束を反故にし、軍事独裁政治を続けています。軍政と、僧侶や学生、ビルマ国民との争いは絶えることはありません。法を無視する独裁政権により、今のビルマは、政治的に不安定で、内戦を抱え、経済発展が遅滞し、生活水準は低く、医療や保健、教育は劣悪な状況に陥っています。3百万人を超える人々が隣国に逃れざるをえない状況が存在しています。民主主義を求めて声を上げた人々の多くが投獄されています。こうした抑圧的な状況下で、ビルマ国内の学生と国民の間で、軍政に反対する動きが2007年8月第1週から始まっています。それまで教学に励んでいた多くの僧侶たちが、人々の苦しい生活を理解し、支持を表明して、抗議行動に参加しています。ビルマ全土には約40万の僧侶がいます。したがって僧侶の運動は全国に波及しています。2007年9月5日、ビルマ中部のパコック市内で僧侶たちが平和的な行進を行っていたときのことです。デモを解散させようとしたビルマ国軍は、投げ縄を使って僧侶たちを捕まえ、街灯に縛りつけて殴りつけ、逮捕連行し、強制的に還俗させました。8人の僧侶が未だに釈放されていません。政府によるこうした非道な行いに対して僧侶は謝罪を求めました。また同時に、逮捕された僧侶をすべて釈放すること、物価高騰への対策を講じること、対話によって政治問題を解決することも求め、回答期限を9月17日としました。軍事政権の独裁的な指導者たちはこの要求に応じることも歩み寄ることもなかったため、ビルマ全土の僧侶は9月18日に、教えに基づく覆鉢(鉢伏せ行、パッタムニックッジャナカンマ)を行いました。そして全国の街頭を行進して、抗議の意志を示しています。ビルマの僧侶による今回の宗教的抗議行動は仏陀の教えに基づくものです。アングッタラニカーヤ(増支部)の3の254頁とヴィナヤ、チューラヴァッガ(律、小品)に記されているとおり、8つの理由のいずれかに該当するとき、僧侶は覆鉢を行うことが許されています。今回はそのうち6つに該当しています。

【訳注】仏典上の該当箇所によれば、「覆鉢(鉢伏せ行、パッタムニックッジャナカンマ)」の要件とは以下の8つの行為である。これのいずれかに該当することを為した在家に対しては、覆鉢をなすことが許されている。またこの覆鉢を解く為には、本人が過失を認め懺悔し、仏陀がそれを過失として認め、受け入れ、作法に則って覆鉢を解くことが記されている(参考、『南伝大蔵経』第4巻、律、小品、190頁6行目~194頁9行目。大蔵出版、昭和15年)。

(1) 僧侶たちへの布施を妨げる
(2) 僧侶たちの福利を損なう
(3)  僧侶たちの住処を荒廃させる
(4) 虚偽の中傷によって僧侶たちに汚名を着せる
(5) 僧侶たちの和合を乱す(破和合僧)
(6) 仏陀を誹謗する
(7) 仏法を誹謗する
(8) 僧団(サンガ)を誹謗する

釈尊は私たちに次のように説いています。もしこうした抗議の話を聴く、もしくは知ったなら、それがどんなに離れた地域のことであっても、あるいは法臘の差に関わらず、また大乗か上座かを問わず、僧侶たちは皆、仏教を護るためにこの行動に加わるべきである、と。したがって覆鉢行は広く世界的に行われています。以上の理由から、私は日本に住む僧侶、尼僧、在家信者の皆さんに対し、ビルマの僧侶たちが現在取り組んでいる行動に注目され、共に実践してくださることを強く求めるものです。

僧侶 アシン・ケマサラ 全ビルマ青年僧侶連盟(ABYMU)議長

2007年9月18日

出典:Sd. Ashin Khemarsara, (Chair, All Burma Young Monks' Union:
ABYMU), Appeal to all Venerable Buddhist Monks and People of Japan, September 18, 2007. なお日本語訳はビルマ語原文と英語版に基づいています。

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応急手当講習会

「応急手当講習会」参加者募集 =救える命を救うために=

9月9日は"救急の日"。「応急手当講習会」参加者を募集しています。すでに受講された方もおられることでしょうが、講義内容は年々進歩しています。一人でも多くの方が救命方法を知ることにより、尊い命が助かっています。今回の講習は、報道でご存知の方も多い「AED」を使っての講習が中心です。とっさのときに、「あわてず、迅速に」対応することの大切さを、学んでいただきたいと思います。# この講習は、神戸市の助成を受けて実施するものです。
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とき: 9月8日(土)13:30-16:30(3時間)
ところ: カトリックたかとり教会内 ペトロの部屋
内容: 市民救命士講習(普通救命コース)
・救命に必要な基礎知識
・観察要領
・AEDを用いた心肺蘇生法
講師 長田消防署:川上喜太郎氏
参加費 無料(感染防止マスク代\500必要)
申込み メール、電話、FAXで8/30(木)までにお申し込みください
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特定非営利活動法人 リーフグリーン 担当:三橋
電話 078-731-8577
FAX 078-731-8587
E-Mail leaf@tcc117.org

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富士山

写真家の外山ひとみさんが私が撮った富士山の写真をブログに掲載してくださった。
5年前にサンフランシスコからの帰りに飛行機から撮ったものです。

<ここをクリック>

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「ジャワ島地震」被災者支援の報告

インドネシア、ジャワ島中部地震被災者支援のご報告

<アジア女性自立プロジェクト>  
                     
5月27日午前5時54分(日本時間同7時54分)に、インドネシア・ジャワ島中部ジョクジャカルタ周辺で、マグニチュード(M)6.3の地震が発生しました。私たち、アジア女性自立プロジェクトは神戸長田のTCCに事務所を持ち、アジアの女性たちが作る製品を購入、販売することによって、女性の仕事作りを支援している団体ですが、この地震によって、現地パートナーである生産者や家族が大きな被害を受けたことを知りました。ちょうど今年3月にジョグジャカルタを訪問し、そこで小規模生産者の工芸品を海外に紹介し、販売支援をしているNPO、APIKRI(アピクリ)と再会を喜んだばかりでした。

私たちは地震発生の翌日から状況がわからないまま、とりあえず募金を始めました。当初は3千人を超える死者が出ているということでしたが、5月末で6千人近くになりました。電話が通じるようになり、現地からは家の倒壊による被害が多くの人をホームレスにし、作業所が壊れ、絶望的だが、お互いに助け合っているという報告を受けました。今ではメールで現地から私たちに報告が送られてくるようになりました。

ジョグジャカルタの小規模作業所の生産者たちに送りたいという思いではじめた緊急募金活動は、6月末で一度区切りをつけ、今後はインドネシアの製品を販売することによって次への発注につなげ、仕事への復興を支援していきたいと思っています。

皆さまにご協力をお願いした募金は、6月末現在、別紙にありますように、教会をはじめ、TCCの方々や関係者、新聞をみた読者など、本当に多くの方々が呼びかけに応えていただきました。とても感謝しています。以下のように使わせていただきましたのでご報告申し上げます。ありがとうございました。

*寄付合計=   271,549円
内訳 郵便振込口座への入金 合計   221,762円   
募金袋 合計   49,787円

*送金合計= 24万4千600円
 送金先 ①ジョグジャカルタ生産者協同組合「APIKRI」
②小規模生産者グループ「GARDEN ART」
内訳 our planet TVのスタッフに委託し「APIKRI」へ 10,000円
    ①銀行振り込み「APIKRI」へ        175,950円
    ②銀行振り込み「GARDEN ART」へ      58,650円
  
*経費=振込手数料(2件) 8千円                 
*残金=18,949円  (今後の寄付に合算し、送金予定)

****アジア女性自立プロジェクト*****
653-0041
神戸市長田区久保町6-1-1-201
アスタくにづか4番館2階
TEL/FAX 078-691-3662
e-mail awep@tcc117.org
HP http://www.tcc117.org/awep/

((((((    たかとりコミュニティセンター    ))))))
  653-0052
  神戸市長田区海運町3-3-8
  Tel. Fax. 078-731-8300
   office@tcc117.org
   http://www.tcc117.org/

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「ジャワ島地震」ジョグジャカルタへの支援金お願い

また大きな地震で被害が出ましたね。ジャワ島は遠いところなのでピンと来ませんが、たかとりで一緒に活動しているNGOが関わりを持ってきていたところでした。身近に感じたのでお知らせすることにしました。

TCC内で活動しているアジア女性自立プロジェクト(AWEP)からです。

地震があった中部ジャワでもジョグジャカルタは、AWEPからスタディーツアーで行ったり、フェアトレードでは毎年訪問するNGOや友人がいます。AWEPではそこで作ったフォトフレームやろうそくなどを販売しています。今年3月に行って注文した製品ももうすぐ神戸に届きます。

でもこれらの製品を作った生産者の安否などの状況はあまり分かっていません。死傷者の数が毎日増え、多くの建物が倒壊し、作業所も壊れたようです。

それで、AWEPでは以下のような文章を貼り付けた封筒を用意しました。AWEP事務所の机の上と入口の製品テーブルにおいておきますので、皆様の「おきもち」をいただけると嬉しいです。

≪ジャワ島地震 ジョグジャカルタへの支援金お願い≫

アジア女性自立プロジェクト
神戸市長田区久保町6-1-1-201
TEL/FAX:078-691-3662

アジア女性自立プロジェクトはインドネシアなど、女性生産者の製品販売を通して、アジア女性の仕事作りをしています。

5月27日発生したジャワ島地震で被害が大きかったジョグジャカルタには、アピクリという小規模生産者たちが創ったNPOがあります。そこから私たちはインドネシアの工芸品を購入し、日本で販売するというフェアトレードをしています。いま現地は混乱状態で、生産者の様子がわかりませんが、日本の私たちからも何かできることがあるかと思い、まず募金を始めました。現地のNPO「アピクリ」を通じて被災した方々に応援を送りたいと思います。

どうか、皆さまのご協力をよろしくお願いします。

振替口座へお振込の場合は
「インドネシア地震被災者へ」とお書きください。
郵便振替口座名=アジア女性自立プロジェクト
郵便振替口座番号=01150-4-4234

****アジア女性自立プロジェクト*****
653-0041
神戸市長田区久保町6-1-1-201
アスタくにづか4番館2階
TEL/FAX 078-691-3662
e-mail awep@tcc117.org
HP http://www.tcc117.org/awep/

((((((    たかとりコミュニティセンター    ))))))
  653-0052
  神戸市長田区海運町3-3-8
  Tel. Fax. 078-731-8300
   office@tcc117.org
   http://www.tcc117.org/

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「小さな友の会」について

震災を生きる宗教者の集い(わるがきの会)は以前に紹介した。
http://phknd.tea-nifty.com/phknd/1998/04/980401_34d2.html

その仲間のひとりの宮司さんは岸和田方面から神戸にボランティア活動にきてた。彼はいま自分の神社で小さな活動をしている。ここでちょっと紹介。

<小さな友の会について>

平成18年3月25日(土)土生神社社務所を会場に「小さな友の会」を開きました。 今回は『生きるとは夢を持って歩き続けること~両腕を失って見えてきたこと~』をテーマに奥塚明さんにお話をして戴き、語り合いのひとときを持たせて戴きました。

奥塚さんは22歳であった昭和60年3月17日地下鉄千日前線桜川駅のプラットホームで倒れ線路上に転落、入ってきた電車に轢かれ、一命は取りとめたものの両腕を失うという事故に見まわれました。その後も婚約者の自殺、母上の不慮の死と過酷な運命が奥塚さんを襲いましたが、自らの力でその運命をはねのけ、新たな人生への一歩を踏み出されました。今では結婚して一児の父ともなり、全国で夢を持って生きることの大切さを訴えて講演やコンサート活動を行っておられます。

今回土生神社には奥さんと小学校一年生のお子さんと親子三人で来て戴きましたが、15年余り前奥塚さんに初めて施設でお会いした時は今日の奥塚さんの姿はとても想像出来ませんでした。まだ事故にあった心の後遺症もかなり感じられ、本人の意志とは別に何事もマイナスの方向に引きずり込んでいくような強いエネルギーが奥塚さんには働いていました。

奥塚さんと私が出会うことになったのは全くの偶然のことでした。それは私が月に一度ボランティアに行っていたある知的障害者の更生施設に近くの身体障害者の施設の入所者がカラオケの交流会で来られ、偶然その日ボランティアに行っていた私と近くの施設から来られた奥塚さんが出会うことになったのです。人生の縁とは不思議なものです。それから奥塚さんとの縁を深めるうちに、奥塚さんが施設を出て生きていきたいという強い希望を持っていることを知りました。

私は奥塚さんを施設に迎えにいっては私の家に泊まって戴き、あちこちと出会いを求めて歩くようになりました。それが「小さな友の会」の始まりです。ある時その日の予定を終え、施設まで奥塚さんを送り届けたのですが、施設に届けてある帰りの時間前であり、門限までまだ間があるのに施設の入り口は閉ざされ、宿直の職員は二階の部屋に上がってしまっています。ベルを押しても誰も気づいてくれません。奥塚さんは二階の部屋に向かって何度も何度も大きな声で叫びました。その姿を私は横で見ながら家族が待っている家ではない施設の暮らしとはこんなものなのかと愕然として、その奥塚さんの叫ぶ声がいつまでも耳の底にこびりついて消えないで残っています。地域で暮らすこと、家族と暮らすこと、それがどんなにありがたく大切なことかを痛感したのです。

その後奥塚さんはご縁が広がり、事故前に演歌歌手としてデビューしたこともあった奥塚さんであったので、全国でコンサート活動をするようになっていきました。サポートしてくれたのは国際エンゼル協会の職員として国際協力で活躍している加藤圭二さんという人で、加藤さんがギターを片手に奥塚さんと活動を共にされたのです。そうした活動が実り、多くの人に励ましを与えたばかりか奥塚さん自身施設を出て大阪市内で暮らすようになり、人生の伴侶ともめぐり合い家庭を持たれることともなりました。

一方「小さな友の会」はささやかな歩みを続け、平成7年1月17日勃発した阪神淡路大震災では神戸などでの活動をし、特にポートアイランド第六仮設住宅ふれあいセンターでは毎月一度ゲストを招いてのお話と交流の集いを一年間続けました。また西成での学習会を開き、ホームレスの方の支援を呼びかける活動を行ってきました。

ここ数年は岸和田市立福祉センターを会場に毎月集いを開催し、自然災害の被災者やホームレスの方、またひきこもりの若者支援などの輪を広げる活動を続けてきましたが、今年に入り、会場に土生神社社務所をお借りし、地域の人の交流を兼ねて集いを開くこととしました。

3月の会には十代のお子さんのことで悩んでおられる母親の方も参加されておられ、涙を流して奥塚さんのお話を聴いておられました。ある参加者の一人が「障害者になられてから障害に対する見方が変わりましたか?」と質問されたのです。奥塚さんは初めは自分は障害者になってしまったという気持ちが強かったけれども十年ぐらい経つうちに健常者と何の隔たりもない気持ちで生きることが出来るようになったと言うのです。奥塚さんの今日までのご自身の努力には大変なものがありました。それと共に多くの方の支えもありました。その中で奥塚さんは人は支え合って生きるものであり、一人で生きるものではないということに気づき、感謝の気持ちを持つと同時に障害者としての劣等感が吹き飛ばされていったのでしょう。

そのような会もともすれば感動の涙を流すだけで終わりになってしまいますが、その日の会には土生神社の総代会長である土生町会長さんが出席して戴いていて、会の交流が進む中でご自身の若い頃の失敗談をさらけ出されてお話されたのです。私はその話を聞きながら感動することも大切であるけれども、特別なことを求めるのではなくこうして人と人が心を開いて語り合う場があることが大切なんだと教えて戴いたように感じたのです。

「小さな友の会」は神社主催の会ではなくあくまでも宮司である私個人が主宰している活動でありますが、神社が地域に開かれたものになっていくためにはまず宮司である私が心を開くことが大切であり、この活動はその一つの場でもあります。私が主宰している以上神道が背景にはありますが、基本的には宗教や思想信条を越えて人と人が出会っていくことを願っています。そして障害者であろうと健常者であろうと、比較してそう決められているだけで、本当はみんなそれぞれの人生を生きているだけで対等であり、比較することよりも助け合って生きていくことが大切なんだという共感と信頼関係を地域に築いていくお手伝いをしたいと考えています。どうかお気軽にどなたでも土生神社での交流会にご参加戴きますようにお待ちしております。

阪井健二

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「病者の祈り」

大事を為そうとして 力を与えてほしいと神に求めたのに
つつしみ深く従順であるようにと弱さを与えられた。

より偉大なことができるようにと健康を求めたのに
より良きことができるようにと病弱を与えられた。

幸せになろうとして富を求めたのに
賢明であるように貧困を授かった。

世の人の賞賛を得ようとして権力を求めたのに
神の前にひざまづくようにと弱さを授かった。

人生を享楽しようとあらゆるものを求めたのに
あらゆることを喜べるようにと生命を授かった。

求めたものは一つとして与えられなかったが
願いはすべて聞きとどけられた。

神の意に沿わぬ者であるにもかかわらず
心の中の言い表せない祈りはすべて叶えられた。

私はあらゆる人の中で
もっとも豊かに祝福されたのだ。

<ニューヨーク 大リハビリテーション研究所の壁に>

山本繁泰訳

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