たかとり救援基地

2017年1月17日 (火)

たきび123号

たきび123号(20170117)

<かんちゃん日記>http://tcc117.jp
1.17 新年あけましておめでとうごさいます。クリスマスカードや年賀状を頂きありがとうございます。神戸は震災22年を迎えることとなりました。こんなに時を経てしまうと風化が語られたりもしますが、残念なことにも、各地で続く様々な災害を目の当たりにして、それは昨日のことのように、今この時を共感共有することに、複雑な気持ちで22年を迎えています。2017年、世界は反グローバリズムの様相を見せていますが、震災時に手にした言葉はグローカルでした。ローカルに生きながらも目指すはグローバルのスローガン。今こそ震災で学んだことを世界に発信しなければ。。長田から世界へ!
カンダヒロシ

<たかとり救援基地>http://tcc117.jp
今年は、3団体の修学旅行の生徒さんがたかとり救援基地を訪ねてくださいました。和歌山の和歌山信愛女子大学付属高等学校、福島の郡山ザベリオ学園中学、そして福岡の明光学園から来られました。もちろん皆さんはまだ生まれておられない時の阪神淡路大震災のことはご存じありません。これから南海トラフの大きな地震がやってくるかも、それに備えてどうすれば・・・・・・。長崎に修学旅行を予定していたけれど熊本地震で訪問するのは難しそうということで広島原爆記念館・たかとり教会へ来られました。1年半前から旅行会社から福岡の学校の修学旅行でたかとり教会を訪問させてほしいと連絡がありました。その旅行会社は20代の方々で運営されていて・観光地等を訪ねるのではなく、どんな活動・仕事をしているかを見学できるように計画しているようです。修学旅行ではなく、建築を研究している学生さや建築に興味のある方がたが、いまだに訪ねて来られています。また、熊本地震によって復興の街づくりを考える学生さんたちも来られました。「災難は忘れたころにやってくる」いやいや頻繁にあちこちで自然災害が起こり、それに付随する災害が起こっています。「災い転じて福となす」。どうか災害に負けずそれにどう関わっていくか、一人一人が目を向けていくことが大切ですね。たかとり救援基地が全世界の人の善意でここまで歩んでこれたことに感謝でいっぱいです。
スズキミチコ

<アジア女性自立プロジェクト>http://tcc117.jp/awep/
昨年もAWEPは多くのみなさんにご支援やご参加いただいたおかげで、丁寧な活動を積み重ねられました。ありがとうございます。2017年、法人化4年度めに入ります。近年、経済成長著しいアジア諸国でも、格差が広がり、とりわけ貧困層の女性たちには相変わらず厳しい状況です。震災を経たネパールの支援も検証を重ねつつ、現地との連携を通じてよりよい活動を続けます。また、在住外国人女性向けの情報提供もよりニーズにあった内容でお届けしたいと思います。本年もAWEPへご関心をお寄せいただくとともに、なにとぞご支援をよろしくお願いします。
ナラマサミ

<ベトナム夢 KOBE>http://tcc117.jp/vnkobe/
昨年は、ベトナムと日本との距離がますます近くなっていることを感じた一年でした。近年、在日ベトナム人の数が急増しており、現在は10万人を越えています。来年は、これよりもさらに増加することが予想されています。在日ベトナム人の増加にともない、当団体では行政機関からの依頼で諸手続きに関する電話通訳を受ける件数が増えました。これまでは、在留資格の更新、離婚の手続きや子ども進学など、定住生活をとおして生じる事柄に関する電話通訳が主でした。ところが、今年はマイナンバーの説明、国民健康保険の加入など、定住生活を開始するにあたって生じる事柄に関する電話通訳が増えてきました。新たな場所で生活を始めるにあたり、わからないことがたくさんあることは誰にでもあることだと思います。私自身、大学進学の際、実家のある京都から他県へ引っ越したとき、転居入居の際に必要な手続きの多さに驚いたものです。ただ、このような手続きは当事者にとってははじめての経験であり、戸惑うことは無理もないことかもしれませんが、行政にとってははじめての経験ではないはずです。もちろん、行政側は多くの外国人住民を受け入れてきた経験をとおして、電話による通訳システムの構築、ベトナム語による情報誌、ホームページの作成など、多くの実績を積んできました。しかしながら、頻繁に同じ内容について通訳している通訳者の姿をみていると、まだまだ改善の余地はあるように思いました。課題点はたくさんありますが、これからもベトナム夢KOBEは、日本で暮らすベトナム人の方々に必要とされ、ベトナム人の方々が安心してスムーズに行政手続きを行なえるために、できることを精いっぱい努めていきます。
ノガミエミ

<リーフグリーン>http://tcc117.jp/leaf/
新しい年が明けました。介護保険制度も予算不足になり、要支援を地域支援事業に移行する案が着々と進んでおります。介護予防に重点を置いて健康寿命を延ばす努力をし、元気な高齢者が支援を必要とする高齢者の手助けをする時代がやってきました。それを受けて、リーフグリーンでは神戸市の委託事業として「生活支援・介護予防サポーター養成研修」に取り組んできました。長田・兵庫・北区を担当し、56名の方が受講されています。研修終了後は、自分で団体を立ち上げる方、既存の団体で活動される方、ボランティア登録をされる方と、それぞれに地域の中で活躍されることが求められます。実際私たちの周りに目を向けると、ゴミ出しが出来なくなったり、電球が取り替えられなくなったり、買い物に行けなくなったりして困っておられる方が大勢居られます。また軽度の認知症で、心配な方も増えてきました。介護保険でヘルパーさんに来てもらうまでもなく、必要な時に・気兼ねなく・地域で助け合えるシステムを構築していくことが、ますます必要とされてきているのを実感しています。これからが、リーフグリーンの本領発揮です。高齢者の域に片足を突っ込んでも、なかなかヘルパー引退できそうにありません。
ヨシモトカツコ

<ラテンコミュ二ティ>http://latin-a.com/
今年も、日本に在住するスペイン語圏出身市民のために様々な活動を行いました。特に相談事業では子どもの教育(進学資金、学力、日本語習得など)や労働に関する相談が目立ち、県内だけではなく、国内各地より相談電話がかかってきました。相談内容はその年によって少しずつ変わったりしますが、件数は一向に減らないので、私たちの支援活動もまだまだ必要だと実感しています。また、コミュニティのためだけではなく、様々な国の人と交流し、南米の文化や習慣を広めることも私たちの目的なので、国際交流を図るために今年もフィエスタペルアナ神戸やラテンクリスマス神戸などを開催しました。いずれのイベントも多くのボランティアスタッフが数ヶ月前より準備などの手伝いをしてくれただけではなく、当日はラテン文化に興味がある大勢の来場者で賑わいました。当団体のこのような活動を継続していくためにも、今後は後継者の育成にも力を注がなければならないと思っています。
オオシロロクサナ

<ワールドキッズコミュニティ>http://www.tcc117.org/kids/
トヨタ財団事業として2013年から継続してきた「二つ以上の言語環境で育つ子どもたちの元号形成に配慮した教育環境整備」をめざす活動は、1年目の提言活動や2年目の国際シンポジウムに続き、3年目は、多民族・多言語の国フィリピンを訪問して情報交換をするという締めくくりを迎えました。その活動の成果として、多言語の保護者向け母語学習マニュアル(英語、スペイン語、韓国語/日本語併記)や報告書「バイリンガル環境で育つ子どもたちの言語形成に考慮して教育環境整備事業」(英語、日本語)、デトロイトの公立学校のバイリンガル教育実施事例の映像(英語、韓国語、日本語)などは、今後も有効に活用していけることはもちろんですが、それ以上に大きいのは、そのプロセスで培うことができたネットワークや得られた情報による新たな学びなどです。また、ずっと続けている、多様な文化背景を持つ子どもたちの表現活動「Re:C」では、この活動に関わってきた卒業メンバーが、活動の次の担い手として、新しい子どもたちの居場所を作ってくれています。このような小さな成果を積み重ねることで、この社会の大人たちの責務として、どのような子どもたちも夢もてるような教育環境づくりにむけて、活動をつないでいきたいと思います。文部科学省が目指しているグローバル人材の種は、まさに足もとにあるのです。外国につながる子どもたちが、日本の教育課題の解決の道筋をつけてくれることに期待をして、これからも活動を続けたいと思います。
ヨシトミシヅヨ

<多言語センターFACIL>http://www.tcc117.org/facil/
多言語センターFACILは、2016年4月から、これまでのエフエムわぃわぃとのグループ運営を終了し、ラジオ放送業務を担当していた職員もFACILの本来業務に専念することになって、ようやく各自のペースが落ち着いてきたように思います。そして、新しい職員も迎えて、ますます多様な住民で構成されるまちのコミュニケーションを促進する活動に意欲を燃やしています。14年目になる医療通訳のしくみづくりにむけた活動は、今年度は兵庫県と連携して、医療機関や市民団体、国際交流協会、研究者との研究会を立ち上げ、その集大成として、今後の恒常的なしくみづくりへの提言をまとめる予定です。現状に地域格差はあるものの、ようやく関係者の意欲がひとつにまとまる兆しが見え、今後の明るい展開が期待できそうです。また、新しい体制で臨む心構えを示すように、多文化共生の原点を考えるための連続サミナーを企画し、新生FMわぃわぃへの応援の気持ちも込めて、それをインターネット放送番組としての公開収録という形で開催しています。番組は好評で、あと1回のセミナーのあとは、総集編的なラウンドテーブルを予定しています。そして、翻訳・通訳コーディネートの内容は、ますます多様になってきており、多言語によるDTPやWEBのデザインをはじめ、音声や映像などの制作の実績を確実に重ねています。無償のボランティアの分野に対価をつけ、社会で双方向のコミュニケーションを促進するという設立当初のミッションは、設立から18年を経てより明確になってきたと、気持ちを引き締めるとともに、次世代に思いをつないでいきたいと思います。
ヨシトミシヅヨ

<AMARC>http://www.tcc117.org/amarcjp/
新年おめでとうございます。私たちが暮らす地域社会は災害、差別、貧困、高齢化といった様々な問題と向かい合っています。そうした問題を感じとった人たちが集い、意見交換をしたり、アクションを起こしていくキッカケづくりとなるのがコミュニティメディアです。コミュニティメディアは90%のコミュニティ活動と10%のメディア活動から成っている、というフレーズは、世界のあちらこちらでラジオやインターネットなどのメディアを活用しながら地域活動に取り組んでいる仲間達がとても大切にしている思いです。地域社会の問題を地域の中だけで解決することは難しく、地域を越えて、国境を越えて、様々な仲間達と一緒に考え、解決に向けて共に行動していくことの必要性を響く実感しています。たかとりで活動する私達はそうした仲間達と空間を越えて繋がって、互いの経験や知識を交換し、地域づくり、まちづくり、ムラづくりに、今年も力を注いでいきたいと思います。2017年が昨年よりももっともっと良い年になるよう頑張ります。
ヒビノジュンイチ

<エフエムわいわい>http://tcc117.jp/fmyy/
こんにちは、リスタートFMわぃわぃです。わぃわぃは2016年3月末をもっていわゆるラジオ放送を終了、現在はインターネット配信に変わりました。つまりラジオでは聞くことができません。が、スマートフォン、PCなどインターネット環境ならどこでも聞くことはできます。では一体どこが変わったか?といえば、実は「たかとり救援基地」の放送室として始まった、いろんな人たちが自分の言葉で自分の想いを語り、「だれもが自分らしく生きるためのまちづくり」のためのツールという姿勢は全く変わりません。インターネット配信番組は、95年のわぃわぃが生まれたその最初の目的、人が声を掛け合う事で、それぞれの違いに気づき、泣いている人はいないか、息苦しさを感じている人はいないか、だれでもが自分らしく生きることが保障される社会にするためどんな知恵があるのか、生み出せるのか、その一助としたいと願うその姿も変わりません。しかしながら大きく変わったこともあります。それは新体制の代表の一人は、このたかとりの活動の中で自分はどこを目指すのか?ということをじっくり育ててきた次世代であり、理事の2人は外国籍住民、専務理事はICTを駆使する車いすで移動するという多様性の視点がより増したことです。そしてすべての運営に関する作業はボランティア活動とし、それぞれが役割を分担しながら作業日を担当、ボランティア元年から22年経った今だからこその新しい市民活動の運営の在り方に挑戦しています。そして番組配信自体は有料とし、市民が声を発信する場は、自分たちで支えようという形態に変えようともがいています。インターネットになってから実験的に開始した毎週土曜日12時からの1時間番組「ワンコイン番組」は、わぃわぃの会員やその友人が1人500円を握りしめ「出会いの場=FMわぃわぃ」にやってくるというもの、 決まっているのは時間とメインMCだけ、その時々の参加者が持ち寄るテーマや時事の話題などを闇鍋ガチンコ放送。何が出るのか全く予測不可なのですが、まさにわぃわぃがメディアであり、かつコミュニティの場でもあると実感できる場となっています。ぜひ一度スタジオの土偶にチャリンとコインを入れ、まちにある多様性への出会いのひと時にご参加くださいませんか。このチャリンのコインも大切なFMわぃわぃの資金となっています。
キムチアキ

<ひょうごんテック>http://tcc117.jp/hyogontech/
ひょうごんテックの始まりは、ひょうご市民活動協議会(HYOGON)のワーキンググループとして活動を開始した2003年に遡ります。2004年に民間の財団から助成を受けて団体として自立し、NPOなど市民活動団体に対するIT支援を中心に、パソコンリユース、在住外国人向けのIT教室、オープンソースの紹介等の事業を行ってきました。その後2008年には、事業の継続が困難になったことから、会員制をやめると同時にスタッフの雇用を終了して、世話人とボランティアによる最小コストの運営・マネジメントで最出発しました。再出発より8年が過ぎ、IT環境が大きく変化する時代の中で、世話人になる人は減少し、活動はTCC内に限定され、活動は停滞していました。このような状況のなかで、FMYYの放送事故、インターネット放送への移行などに対する技術サポートをきっかけとして、TCCの各団体、また各団体のIT担当者の協力が得られるようになり、ひょうごんテックが再び活性化する希望が見え始めています。2016年度からは、TCCのIT有償作業を、リーフグリーンの事業として行っていただけるようになり、事務作業を兼ねていた作業者の負担は軽減されました。また、TCCを中心とする地域との関わりの中で、地域ICT推進協議会(COPLI)との共同開催による「シニアタブレット体験教室」を行いました。会場は野田北ふれあいセンターをお借りし、参加者募集はリーフグリーンに協力いただきました。TCCの移転から10年を迎える今年、電話やインターネット接続等の通信環境の変化や、機器の老朽化に対応するためのハードウェアの入替、サポート切れソフトウェアなどの変更、Web・LAN環境でのセキュリティリスクに対する対応など、小さなコミュニティであるTCCにとっても、やるべきことは山積しています。ひょうごんテックはその立ち位置を見直し、NPOなど市民活動団体をITの面から支える人のネットワークとして効率よく機能して行けるよう、少しずつでも努力を続けて参ります。TCCの各団体の方、また地域の皆さま、よろしくお願いします。
オガタカズヤ

<野田北部自冶連合会>http://nodakita-furusato.net/
第3回 のだきたキッズXmas会に思う
前日からの雨もすっかり上がって、12月23日(木)午後1時から「ふれあいセンター」でクリスマス会をしました。運営や企画が慣れてきたのでいつも通りでできると思っていたのが、司会者のスタッフが中学3年生にお願いしていたのが、急きょ不参加となり大いに慌てました。その子たちが恐縮がって代わりの友達を交渉してくれて、ぶっつけ本番となりました。でも慣れたもので簡単な打ち合わせと笛の練習をしてOKになりました。クリスマスソングを学校のニコニコタイムを利用して練習をして本番に備えました。今回は幼児さんや低学年のお友達33人とスタッフ4人と長田区役所から2人保護者11人お手伝いの方を合わせて50人近くになり広い会場もいっぱいとなりました。華やかな素敵な飾りつけは、午前中から始まり開幕直前までかかりました。これもぶっつけ本番です。さて、はじめはO会長とK委員長の軽妙な挨拶で始まり、クリスマスソングを小学生とお姉さんたちと歌いました。続いて珍しい「ろうそくのデコレーションづくり」をしました。Iさんの指導の下で飾りのついたろうそくを手製のツリーに吊すとわっと部屋中が華やかになりました。その中で女性のマジシャンHさんが登場し優しい軽妙な語り口で、魔法の世界へと導いて下さり、拍手喝采でした。O会長は花の中にあった缶ビールをさりげなく出してもらいびっくりしていました。30分ばかりかけての手品に大喜びで終わりました。その後くじ引きやサンタさんからプレゼントをいただき、Mさんからはかわいい折り紙のカエルさんなどをいただき大喜びでした。最後はお正月の歌を歌って終わりました。「来年も来るよ」と握手をして作ったキャンドルや折り紙で作ったカエルさんを飛ばしながらお菓子を手にそれぞれの家に帰りました。このような取り組みはささやかなものですが、でも、ここまで来るのに、3年かかりました。遊びが多様化している中で、町なかでの集会活動は貴重な財産という思いがしています。遠い将来を見越しての取り組みを続けていきます。
イワタマサユキ

2016年1月17日 (日)

たきび122号

たきび122号(2016/1/17)
<かんちゃん日記>http://tcc117.jp
1.17 新年あけましておめでとうごさいます。クリスマスカードや年賀状を頂きありがとうございます。去年9月に発生した茨城、栃木、宮城での台風大雨、水災害での古タオルプロジェクトにいち早くご協力頂いた皆様に心から感謝致します。一人の力はささやかですが、二人三人、、集まれば大きな岩をも動かす力になると、あらためて21年間の勇気の源を知ることができました。たかとりは日々進化を遂げながらこれまで歩んでくることができました。そして21年たった今、新たな進化を皆様にお伝えすることとなります。さて何でしょう?このたきびが発行される頃にはどこからともなく皆様のお耳に届くことになりましょう。2016年は世界規模で激動の一年となるのでしょう。大きな時代の節目を感じます。不安な中にあっても微な光を決して見失うことなく、二人三人、、希望を集めて平和な世界を築いて行きましょう!
2016/1/17
カンダヒロシ
<たかとり救援基地>http://tcc117.jp
あれから20年いや21年を迎えます。20周年には同窓会といった雰囲気で、救援基地に子どもさん連れで来てくださいました。一気に20年前にタイムスリップし昨日のような思いに心が弾みました。3.11の東北の支援にかかわっている人も駆けつけてくださいました。その後、群馬県の曹洞宗の青年会の一行が、追悼法要と、当時の救援の状況を知りたいとのことで来られました。ボランティ元年と言われた阪神大震災によって、助け合うことの大切さをリレーしていかなければならないです。20年前にボランティアとして駆けつけてくださったMさんは、今年の9月に起きた50年に一度の大雨、関東東北豪雨の時、茨城県常総市に住んでおられました。ボランティアを終えた後、野田北部の理容店のHさんと交流されていて、Hさんから早期の避難の大切さを教わっておられたのです。鬼怒川が決壊する前に早々と非難されました。すべてのものを失われましたが、家族全員が無事だったそうです。でも、その後、インターネットの動画や写真でご自分の家のあたりの水没していく様子を見られ、被害の調査で床上185㎝と認定されたそうですが、とてもつらい目に合われました。水が引いたらと思われたとき理容店のHさんにタオルを送ってほしいと、SOSを出されました。Hさんはそれを神田神父さんに伝え、「タオル限定プロジェクト」が始まりました。北は北海道から南は沖縄まで全国200か所以上の個人、団体から協力があり、3万枚の使用済みのタオルや新品タオルが送られてきました。直接被災地に送ると大変なことになるので、たかとり救援基地で仕分け作業を行って、送らせていただきました。いったん泥まみれになるときれいにふき取っても、どこからともなく泥が出てくるそうで、まだまだタオルが活躍しているそうです。今は、「住宅の応急修理制度」「被災者生活再建制度」の申請に取り組んでおられるそうですが、なかなかはかどらないようです。どこで何が起こるかわかりませんが、これから先もつながりを大事にしていきたいです。
スズキミチコ
<アジア女性自立プロジェクト>http://tcc117.jp/awep/
【ピンチをチャンスに】 2015年新しい体制で迎えた2年度め、少し腰を落ち着けて事業に取り組み、組織を充実できると思った矢先の4月にカウンターパートの国の1つネパールで大地震が発生しました。 そこで、当初予定していたネパールのプロジェクトをドナーに了解をとりつつ、緊急支援に軸足をおいた形に変更し、展開してきました。おかげさまで、 TCC内外から多くのあたたかい寄付をいただき、現地へ即座に届けることができました。緊急支援は一旦夏に終了、その後は復興へ向けて舵を切りつつあります。 しかし当初の計画からは若干の変更を余儀なくされその事業展開に少なからぬ影響をうけることになりましたが、2015年度はネパール支援に力を注ぐ、と決めて、 急がない事業は次年度以降に企画することにしました。私たちの組織基盤も決して盤石ではない状況でしたが、なんとか乗り切る、というスタッフやボランティアのみなさんの意欲と、 支援者の方々の応援のおかげで、一定の成果を上げることができたと思います。 幸いにもというと不適切かも知れませんが、ネパール支援の中で、外部からの問合せなども増え、多くの人々とつながり、新たなアイディアや協力もいただきました。 フェアトレード製品の売上や登録店舗も少しずつ増えてきているなど、うれしいことも少なくありません。その成果を励みに、 2016年、AWEPは事業性と支援性の両輪のバランスを模索しながら、引き続き創造的に活動していきたいと思います。
ナラマサミ
<ベトナム夢 KOBE>http://tcc117.jp/vnkobe/
昨年は、干支でいうとひつじ年でした。ベトナムでは、ひつじ年はやぎ年になります。やぎは、おとなしそうに見えますが、行動的で高いところに登るのが大好きだそうです。 一年を振り返ってみると、ベトナム夢KOBEは、やぎのようによく動き、一段高い目標をみつけることができた一年になりました。 私たちの一年は、1月17日に新長田駅前に「1.17のKOBEに灯かりをinながた」のために集まるボランティアさんに、昼食のフォーを提供することからはじまります。春には、 中央区主催の「多文化交流カフェ」(於:海外移住と文化の交流センター)に参加し、ベトナム文化の魅力を紹介しました。夏には、阪神・淡路大震災で被災されたベトナム人10名を対象に、 被災時に関する聞き取り調査をおこないました。秋には、ベトナム語母語教室に通う生徒15名を対象に、「ネイチャーゲーム」(於:神戸市立森林植物園)をおこないました。 そのほかにも、他団体の事業に協力するかたちで「子ども音楽会」に、そして子どもを対象とした「農業およびベトナム料理体験」に参加しました。 「子ども音楽会」では、母語教室に通う子どもたちがベトナム語の歌を披露しました。「農業およびベトナム料理体験」では、子どもたちが自分で収穫したなすびを使って、 ベトナム風なすびの炒め物を作りました。今年は、さる年です。ベトナムでも、今年はさる年です。さるのように身軽に動いて、私たちの活動の意義を社会へ発信していけるような一年にしたいです。 昨年一年、ありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。
ノガミエミ
<リーフグリーン>http://tcc117.jp/leaf/
新年あけましておめでとうございます。リーフグリーンは今年も、ゴミ出しサポートなど小さなことからこつこつと16年目の歩みを進めて参ります。 昨年は勇気を出して「共感寄付」に取り組み、私たちの活動を広く広報したことにより、多くの方々に共感していただき、目標額50万円を超える寄付金を頂くことが出来ました。 地域住民の方々に来ていただいている居場所づくり事業(ふれあい活動)は、参加費で人件費を賄うわけにはいかず、経営的には赤字部門となっていますので、 この寄付金は大いに助かります。人と人が繋がっていく為には交流の場が必要です。21年前の震災の時、「たきび」の周りに人々が集まって来たように、「ふれあいサロンゆい」 にも自由に多くの方々に集っていただきたいのです。これまでの活動に加えて9月から第1木曜の午前中、「ゆいカフェ」を開いてコーヒー・紅茶とトーストのサービスを提供しています。 回を重ねるごとに参加者も増え、ハーモニカ演奏に合わせて懐かしの歌を楽しんでいます。3月には、ふれあいサロン「ゆい」で作った手芸品や書道の作品展を開催して、 参加者を広げていく予定です。また認知症に対する啓発活動として、「認知症サポーター養成講座」も受講者募集中ですので、ご参加お待ちしています。
ヨシモトカツコ
<ラテンコミュ二ティ>http://latin-a.com/
昨年は、ひょうごラテンコミュニティが新たな事業を展開した年でもありました。神戸市パートナーシップの助成を受け、「ラテン系親子のための教育、心理、 健康に関するワークショップ」を4回シリーズで開催しました。講師として、国内で活躍されている南米出身の専門家4名を各回に招き、 通訳を介さずスペイン語のみでお話をしてもらいました。神戸だけではなく、大阪や滋賀県など遠方からの参加者もあり、このテーマについて関心が高いということがわかりました。 毎回3時間にわたるワークショップでしたが、参加者は講師の話を聞くだけではなく、悩みごとの相談などもしていました。また、このワークショップや相談事業を通して、 日本に在住するスペイン語圏にルーツを持つ青少年を取り巻く環境、特にインテグレーションや教育面では、まだまだ問題が山積されているということを実感しました。今まで、 当団体では主に子どもや大人を対象に支援を行ってきましたが、新年度は、今までにも増して子どもや青少年の支援に力を入れるべく、新たな事業を展開していく予定です。 当団体の活動は、多くの皆さまのご協力で成り立っています。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
オオシロロクサナ
<ワールドキッズコミュニティ>http://www.tcc117.org/kids/
かつて、たかとりコミュニティセンターのある鷹取地区で受け入れた、スペインでサーカスをして暮らす子どもたちのコミュニティ 「ベンポスタ子ども共和国」の存在と、神戸の震災時にボランティアとして活躍した多くの子どもたちのイメージが、ワールドキッズコミュニティの原点です。 外国にルーツを持つ子どもたちも含む、すべての子どもたちがいきいきと基本的な教育をうけられる環境の実現をめざし、表現活動や教育支援、 保護者の自立のための外国人コミュニティへのサポートなどの活動を続けています。その集大成として、キッズが設立当初から大切にしてきたのが、 子どもたちの言語形成です。今年度からの3年間は、母語と日本語という二つ以上の言語環境で暮らす子どもたちの教育環境への意識喚起と環境整備に取り組んでおり、 2014年10月には、教育委員会などの機関へ提言を出しました。しかし、この環境を改善するためには、学校現場の先生た ちだけにまかせるのではなく、特に保護者、そして市民活動に関わるメンバーや地域住民が、正しい情報を共有し、連携して共通の認識を確認しながら、 地域で育つ子どもたちすべてのことを考えて、それぞれの立場でできることを実践し見守るということが不可欠です。外国につながる子どもたちは、 すべての子どもたちのグローバル感覚を磨くということも含めて、政府が勧めるグローバル人材育成の大きな可能性を秘めており、 その子どもたちを活かした教育環境を促進することは、現在、日本が抱えるさまざまな教育課題の解決の糸口にもなります。キッズは、20年の節目にこの原点に戻って、 襟を正して活動にとりくんでいきたいと思います。
ヨシトミシヅヨ
<エフエムわいわい>http://tcc117.jp/fmyy/
阪神淡路大震災から二週間後の1995年1月30日、 JR新長田駅近くの韓国民団西神戸支部の一室から韓国・朝鮮語 と日本語で始まったFMわぃわぃ(当時はFMヨボセヨ)も阪神淡路大震災21年を迎えます。FMわぃわぃの放送は避難所でラジオを聴いている国籍や言葉を異にする人々に それぞれの母語で「あなたを捜しています」「日本人と同じように支援が受けられます」 という呼びかけがその最初であり、不安を少しでも小さくするための母語での音楽でした。 そして言葉や国籍の違いだけではなく、まちにある様々な違いを越えた市民が集う場所になっていきました。 しかしながら社会にあるたくさんの苦しみ、涙を小さくしたい、そしてたくさんの違いがあることを まちの人々に伝えたい!というその思いだけでの継続はいばらの道。 2011年改訂放送法の機材設備等の投資という手枷・足枷が次々のしかかります。 2014年8月と12月の事故で、 20年間たくさんの声を届けてくれた送信機もその寿命を終え、暗たんとしていたところ 全国のみなさまからの涙の出そうなありがたいお言葉と共にたくさんの寄付が届き 新しい送信機一式を購入することができました。心から感謝いたします。 しかしながら機材耐用年数を考えると今後も資金の必要性はどこまでも! まだまだ伝えなくてはならないことは多く、社会変革はその入口にも到達していません。 なんとかして市民からの声を発信するための新たなお知恵を全国のみなさまからいただきたいとお願い申し上げます。
キムチアキ
<寄付のお願い>
郵便振替口座
口座番号:00970-8-259303
加入者名:特定非営利活動法人エフエムわいわい
*通信欄に「これからの運営資金寄付」とご記入ください。
<多言語センターFACIL>http://www.tcc117.org/facil/
阪神・淡路大震災時に、日本語がわからずに不安な思いをした住民への情報サポートをしたボランティアたちを核として設立された翻訳/通訳センターである 「多言語センターファシル」は、現在51言語、約900人の登録者が活躍するようになりました。専門的技術であるのにボランティアの分野だった活動を、 社会に定着させるためやマイノリティの仕事の創出をめざして、コミュニティビジネスとして展開させてきました。 しかし、この「ビジネス」という言葉のイメージが一人歩きをして誤解されることもあります。社会的な意義が 確かに20年前と比べると、社会の多言語化はずいぶん広がりましたが、医療通訳分野は、少し取り残されています。 FACILでは12年前から医療通訳システム構築にむけたモデル事業に着手し、2012年度からは、ようやく神戸市内の病院が通訳謝金の一部を予算化するという大きな進歩がありました。 病院の医師や看護士と患者とのコミュニケーションが大切だということは、誰もが認めていますが、 外国出身で日本語の理解が不十分な患者さんの立場への対応の優先順位がどうしても低くなり、自己責任と判断されて、医療機関がそこに予算をつけにくい状況があります。 現在は神戸市や兵庫県の様々な形での協力体制もあって、関係者が少しずつ出し合って、通訳者の協力のもとに体制づくりが進んでいます。同じ社会に暮らす人がだれも排除されないために、医療現場でのコミュニケーションは特に大切です。 そして双方向のコミュニケーションの先には、お互いに知らなかった新しい情報がもたらされ、よりよい地域医療の環境がうまれ、私たちにとってもプラスの効果につながっています。 ともすれば周縁に追いやられがちな人たちへの視点を大切にすることは、その社会の成熟につながり、すべての住民にとっても安心できる社会になります。FACILは、 そのような社会をめざして、多言語を切り口とした活動をこれからも続けていきます。
ヨシトミシヅヨ
世界には一万を越える数のコミュニティラジオ局があります。それらをネットワークしている世界コミュニティラジオ放送連盟の 日本の窓口となるAMARC日本協議会がFMわぃわぃに事務所をおいて9年目をむかえようとしています。 日本のコミュニティラジオ局もAMARCに所属する世界のラジオ局も、 自分達の地域社会をより良いものにしていこうという志は同じですが その形態は少し異にしています。世界におけるコミュニティラジオ局は、 「コミュニティの」「コミュニティによる」「コミュニティのための」ラジオ局であり 地域の一人ひとりが支える市民活動のツールとして自由な方法で活用されています。 一方日本のコミュニティラジオ局は、法制度の縛りが大きくありますが しかし臨時災害FM局立ち上げ制度は、災害の多いアジア地域の人々にとっては必要な法制度であります。 このことについては、東日本大震災発災後の臨時災害エフエム局の有用性を例にとって2015年に開催された仙台での国連世界防災会議で、提言させていただきました。 世界の片隅に生きる人達が互いの経験や知識を交換し、それぞれのコミュニティに戻って、まちづくりを一歩前に進めることができる環境を、ラジオという道具を用いて、つくっていくこと、 それがAMARCの役割です。これからもよろしくお願いします。
ヒビノ ジュンイチ
<野田北ふるさとネット>http://nodakita-furusato.net/
「野田北キッズのミニ・クリスマス会」にいって 子供たちにとって12月23日(水)は冬休み前のホッとする祝日です。午前中は「ふれあい喫茶」、お昼からはミニ・クリスマス会とふれあいまちづくりのみなさん方には お世話いただき、お礼を申しあげます。さて、今年も太田中の女子生徒4人が司会を担当し、工作の池内さん、手品の松平さん・伴奏の橋詰さんがサンタさんの衣装を着て会を 一層盛り上げて下さいました。幕開けは、4年生2人と1年生1人が演奏するクリスマスソングではじまり、次は手製のクリスマスツリーをミニカップでつくり、 窓ガラスに浮かぶ幻想的な写し絵を作りました。次に松平さんの巧みな手品に会場が「ううん」とうなったり、手から数えきれないほど銀貨がこぼれ出て、「もっと出てこい」 声を高めるほどでした。福引には思いがけない賞品に声が上がりとてもうれしそうな声と顔が会場を沸かせました。心づくしのお菓子とジュースで乾杯、帰りにはおみやげをもらい、 お正月の歌をみんなで歌って終わりました。昨年とはまた違った雰囲気の中でできました。やってよかったです。
たのしかった「ミニ・クリスマス会」3年Kくん
はじめて、ミニ・クリスマス会に行って、最初はどうしたらいいか わからんかったけど、だんだんなれてきて楽しくなって、オッチャンたちがやさしかって手伝いあって、 べルが作れた。作るのがおそかったので、次の青いプラバンのやつがゆきだるましかできなかったけど楽しかったです。つぎは、松平さんのマジックで千円さつが一万札に変わって 「めちゃめちゃもうけるやん」と思いました。手のひらをにぎって開いたら、お金がつぎからつぎからへと出てきた。出し方がうまい。おやつの時間には、 ぺコちゃんのパンをサンタさんたちからもらった。次はくじ引きでくじを取って、クッキーをもらってとてもうれしかったです。また、来たいです。
イワタマサユキ
<ひょうごんテック>http://tcc117.jp/hyogontech/

2015年6月 3日 (水)

たかとりコミュニティセンター

TCCの各団体は同じ共通のドメインを使ってホームページなどを立ち上げていますが、
現在 tcc117.org からtcc117.jp へ少しずつ移行しつつあります。

http://tcc117.jp/

FMYYも一部 以下のページも作業が完了しました。
みなさま、時間のおありの時にお聞き下されば幸いです。

FMYY「大震災を語り継ぐ、PartⅠ、PartⅡ」

阪神淡路大震災を語り継ぐ Selection15
http://tcc117.jp/fmyy/daishinsai-15/

大震災を語り継ぐ Selection15 つながり編
http://tcc117.jp/fmyy/daishinsai-15-02/

2015年1月 1日 (木)

2015 FMYY新年挨拶

10882202_556204114516400_5225024083

http://www.tcc117.org/fmyy/index.php?e=2185

みなさん、新年あけましておめでとうございます。FMYYの神田裕です。FMYYは神戸市長田区海運町にある たかとりコミュニティセンターから放送をお届けしています。1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災、その時全国から救援に駆けつけて下さった仲間たちと共に、この放送局はスタートしました。そして、もうすぐ震災から丸20年を迎えます。

FMYYは震災20年を迎える前に、これまで只管に走り続けてきた歩みを、今一度振り返り、これからのあり方を模索し、話し合いを続けてきました。放送業務をコンパクトにし、余裕を持ち、原点に立ち返ることで、これから先という未来に向けて、新しいぶどう酒を新しい革袋に入れるべく、21年目に向け新たなスタートを切ることにしました。古い革袋のままでは、今にも破れてしまいそうになっていたからです。

折りしもこの夏から、大切な送信機などの機材が次々に故障しました。貧しいがゆえに起こるべくして起こった出来事でもありました。放送機材たちは、これまで一度も文句を言わずに、私たちと一緒に走り続けてくれていたのでした。いくら私たちに情熱があっても、機材が故障してしまっては放送を続けることができません。絶望のどん底にありました。が、しかし、仲間たちの献身的な働きや、応援してくださっている皆さまの物心両面の支えによって、そのどん底から這い上がろうとする希望を、私たちは持つことが出来るようになってきました。20年前の震災直後に味わった苦しさと、そして出会いから生まれた喜びと、心の底から出る感謝の気持ちを、再び体験することができました。

たかとりの仲間は今年も元気です。たかとりコミュニティセンターは、現在10の団体で構成されています。アジア女性自立プロジェクト、多言語センターFACIL、ひょうごんテック、ひょうごラテンコミュニティ、ベトナム夢KOBE、リーフグリーン、ワールド・キッズ・コミュニティ、世界コミュニティラジオ放送連盟日本協議会AMARCJapan、野田北ふるさとネット、そしてFMわぃわぃです。

震災の時、私たちはお互いを励まし合うため声をかけ合いました。声をかけ合うことによってお互いを知ることができました。お互いを知ることによって、まちづくりが始まりました。FMYYはこれからもそのことを忘れません。一人一人が大切にされ、誰一人忘れ去られることのない 「まちづくりひとづくり」 を目指して、FMYYは今年もあなたの元へ飛んで行きます。

2014年1月15日 (水)

たきび120号

たきび120号(2014/1/17)

 

「1.17追悼と新生の祈り」

 日時:2014年1月17日早朝5時半~

 場所:カトリックたかとり教会

5時30分 聖歌、聖書朗読

5時46分 黙とう

      焼香(般若心経、サルベレジナ)

6時10分 交わり(豚汁)

 

震災から19年がたちました。朝が早いですがご一緒に教会で祈りのひと時を持ちましょう。当日は毎年のように十数名の僧侶の方々と共に祈ります。今年は東北の被災地から小学生たち十数名が参加します。

 

<たかとり救援基地>

忘れないようにしたいです。南相馬の仮設住宅の方との交流を通して心が痛むことがあります。未だに消息のわからない方の遺族の方々にとってなかなか忘れ去ることができないことでしょう。また、時が経つにつれ置かれている状況・立場・思いが違ってきてお互いに心を開くことができず、かえって対立を生みだしている雰囲気の中で将来が見通せず暮らしておられることを伺っています。家族と共に暮らせず、元の家は荒れ放題で戻れない苦しみを背負って暮らしておられます。やっと復興住宅への一部入居が始まり、当たったと知らされてもそれは土地だけで住宅が何時建つのか分かりません。それは7年後の東京オリンピック関連工事で、建設業者は東京に集中しているからです。職人や、資材不足などで見通しがつかないのです。仮設住宅でお世話をされている方いわく「このことをみなさんに知らせてほしい」とのことでした。一人ひとりが共に痛みを共有することしかできません。津波で集落ごとガレキの山となった宮城県石巻市牡鹿(鮎川・十八成・小淵)地区のおばちゃん達が一目一目丁寧に心をこめて編みあげた「お魚エコたわし」を紹介いたします。食器やお風呂洗いなど、洗剤なしで温かいお湯で洗うと油汚れもよく落ちます。自立の足がかりとして笑顔で頑張っておられます。アクリル毛糸の素材協力・販売協力を願っておられます。1つ300円です。

連絡先:牡鹿エコたわし工房“海だより”TEL&FAX0225-45-2562

Mail:m.cecillia.n@docomo.ne.jp

スズキ ミチコ

 

<エフエムわいわい>

新年おめでとうございます。阪神淡路大震災で生まれたFMわぃわぃはこの1月17日が過ぎると19歳になります。いろいろな人達に支えられ、助けられ、この長い年月を歩んできました。三年前の東日本大震災の後に、阪神淡路大震災当時のFMわぃわぃのような災害ラジオ局がたくさん誕生し、大震災から二年十ヶ月が過ぎた今も半数の15局が復興ラジオ局として活動を続けています。そして、そこで活動している人達は異口同音にこう言います。「私はラジオがやりたいのではないのです。津波でズタズタになったコミュニティをこの道具を使ってつなぎとめ、取り戻したいのです」FMわぃわぃも阪神淡路大震災の直後に同じ思いで活動を始めました。そして、今もその気持ちを大切に活動しています。でも実は一丁前なことを言っていても、まだまだ未熟な部分がたくさんあるのも事実です。それが可愛いと言ってくれる両親や祖父母のような心優しい方々に囲まれてのびのびと育ちましたが、いよいよ来年は成人式を迎えます。FMわぃわぃがどういう成人を迎えることができるか。この一年は多くの仲間達と成人後のFMわぃわぃの姿について真剣に考えて、一緒に形づくっていきたいと思います。今年もよろしくお願いします。

ヒビノ ジュンイチ

 

<AMARC>

昨年12月に約四年ぶりとなる世界コミュニティラジオ放送連盟(AMARC)アジア太平洋地域大会が韓国のソウルで開催され、アジア太平洋の17の国・地域から300名近いコミュニティラジオの仲間達が四日間にわたって一緒に時を過ごしました。日本からもFMわぃわぃをはじめ、東日本大震災の被災地の災害エフエム局など十名が参加し、それぞれの経験や知識を、国境を越えて共有する場とすることができました。この大会で意義深かったことの一つが、韓国、中国、日本の東アジアのコミュニティラジオの仲間達が連日集まって対話、協働、ネットワークづくりについて輪になって話をする機会を持ったことです。東アジアのコミュニティラジオ局が共同でキャンペーンの番組をつくろうという話になった時に「テーマは?」と尋ねたら、韓国の仲間から即座に「平和!」という声が上がりました。それは、本当に切実な思いからの声でした。政府レベルでは日本は、韓国、中国とはまったく対話ができていません。しかし草の根で活動する者達の思いは温かく重なり合っています。AMARCのプラットフォームから発芽したこの芽を大切に育てていって、台風でびくともしない大きな木にしていきたいと思います。

ヒビノ ジュンイチ

 

<お願い>

世界コミュニティラジオ放送連盟(AMARC)の仲間達と協力して、フィリピン台風ハイヤンの被災地に災害ラジオ局を開設するための支援募金を行っています。より多くの方のご支援・ご協力をお願いいたします。<フィリピン台風支援募金の振込先>郵便振替口座口座番号:00970-8-259303加入者名:特定非営利活動法人エフエムわいわい *通信欄に「フィリピン台風支援」と明記してください。

 

<アジア女性自立プロジェクト>

アジア女性自立プロジェクト(AWEP)へのご支援、またフィリピンで起きた30号台風被害者への義援金募集にもご協力くださりありがとうございました。2013年は、アジア女性の仕事作りとなるフェアトレードにネパールのさをり織り製品が加わりました。これらはシャクティ・サムハという女性グループとの協働で作られています。シャクティ・サムハはネパールの人身売買被害者たちが自ら立ち上げた団体で、シェルターを持ち、仕事や教育の機会を提供しています。その活動が評価され2013年にはマグサイサイ賞を受けました。さをり織りは日本で考えられた自由な発想で自己表現できる簡単な織りもので、社会にサバイバルする女性たちが癒され、かつ経済的支援にもなっています。私たちのフェアトレード協力パートナーは他にフィリピン、インドネシア、タイのいくつかの団体がありますが、国内においては外国人女性に生活相談や情報発信をしてきました。こういった活動も今年で20年を迎えます。2014年は、20年の活動をふり返り、若い世代が中心になって新たな出発をする年になります。これからもどうかよろしくお願いします。

モリキ カズミ

 

<多言語センターFACIL>

今年の多言語センターFACILは、これまでコーディネート業務の体制を少し変える試みをしました。メインのコーディネータ2人体制で忙しいときに他のスタッフ3?4人がこれをカバーするというスタイルから、誰でもコーディネート業務を最初から終了までこなせるスタイルになりつつあります。というのも、翻訳・通訳業務が増えていったことに加えて、それ以外に「医療通訳システム構築事業」や、「コミュニティ通訳・翻訳ボランティアにおける語学スキルレベルチェック事業」といった、FACILのミッション性を全面に出すような事業への取り組みが増えたことにより、スタッフ全員がコーディネート業務に従事できる体制でなければ、業務に偏りができるという懸念からです。医療通訳システムは、神戸市の協力病院が通訳者謝金の一部を負担して病院も含めたモデル事業へ移行してから3年目になる今年、兵庫県からの委託で緊急雇用事業として、このシステムを促進するための事業にも着手しています。 レベルチェック事業は、たいへん難しい事業ではありますが、これまでのFACILの経験を形にするよい機会となると、四苦八苦しながら慎重に取り組んでいます。もともとFACILは、その成果物で社会の多言語環境を促進させるとともにそのプロセスで、外国にルーツをもつ住民のエンパワーメントと、その視点からの気づきを社会に伝えるというミッションで活動を続けてきましたが、これらは、事業そのものがわかりやすいミッションでもあります。熟練したコーディネータの育成には、経験の積み重ねが必要ですが、スタッフどうしの情報交換の時間を惜しまず、来年もこの体制の充実に努めていきたいと思います。

ヨシトミ  シヅヨ


<ワールドキッズコミュニティ>

外国にルーツをもつ「多文化な子どもたち」が、毎週Re:Cサロンという居場所に集ってきます。ここで、月に一回「Re:Cラジオ」という番組を作ってFMわぃわぃで放送もしています。この場所は、ともすれば逃げ込む自分たちだけの場所になったりもするのですが、それだからこそ、ここでしか語れないことを恐れずに口にするようになっていきます。ラジオ番組の中で語っていくことにより、自分たちのアイデンティティに自信を取り戻し始めることもあります。語れる場所になるまでには、スタッフ、インターン、ボランティアたちとの信頼関係を築くまでの長い時間を要します。このような、人間としてのあり方が問われる活動に日々従事しながら、その背景にある変えていかなければならない社会のしくみや環境のためにも、社会に発信していくべきことがあります。そのため11月から着手しているのが、トヨタ財団の助成金による「外国人児童生徒の言語形成を保障するバイリンガル教育環境推進のための政策提言」です。二つ以上の言語環境の中で育つ子どもたちの言語形成には、社会で使われている日本語と自分の母語のふたつの道筋が考えられていてこそ、しっかりとしたものになっていくはずです。日本の学校に通う「多文化な子どもたち」が教育をうけ、考え、表現するための言葉を身につけるよう、様々な立場の大人たちが、日本語と母語を視野に入れた環境を考え、ともに実行できる提案書をまとめる準備をしています。またこの事業のプロセスで「多文化な子どもたち」をとりまく、全国の多くの関係者のネットワークを強化することにつながるよう、取り組んでいきます。

ヨシトミ シヅヨ

 

<リーフグリーン>

リーフグリーンでは高齢者・障害者への訪問介護と同時に、地域の皆様の居場所づくりを大切にして活動を続けてきました。その居場所「ゆい」も3年目に入り、いろいろメニューが増えました。定例の木曜日には手芸、ハンドベル、歌唱などの他に、ベテラン男性講師による習字講座、クリスマス・お正月用のフラワーアレンジメントなどが増えてきました。月1回の月曜には、託児付の樹脂粘土細工に加えて料理講習会も始めました。また、ひょうごんテックさんとの共催でタブレット講習もあり、男性の参加者も増えてきています。さらに1月からは、毎週火曜日に「ゆるりの会」という健康体操の集いを始めます。私も体験しましたが、ゆったりと無理なく体を動かしてリンパの流れを良くし、疲れた体とこころをリラックスさせる、何とも心地よい癒しの体操です。ぜひぜひ皆さん体験してみてください。もうひとつ、「いろはパソコンルーム」というパソコンの個人指導も盛況です。呑み込みも記憶力も衰えた高齢の私たちに、根気強く優しく指導してくれる若いスタッフがいて人気があります。彼女は重度の身体障害者ですが、パソコンの技能に優れ、事務職として私たちを支えてくれています。居場所「ゆい」を通して、地域の中でそれぞれが特性を生かして、先生であり生徒であり、活動者であり利用者であるという互いに支え合う良い関係が、ますます広がっていきますように。

ヨシモト カツコ

 

<ラテンコミュ二ティ>

年々、私たちラテン人のコミュニティは日本に定着しつつありますが、それにつれて、個人あるいは集団が直面する新たな課題や問題が生じるようになっています。その対応策として、スペイン語情報誌Latin-aやホームページ、フェイスブックに情報を掲載してきました。特に、Latin-a誌は発行を開始してから7年以上経ちますが、この間に、教育や心理、健康、労働、出入国、法律、年金など800以上のテーマで記事を掲載してきました。また、昨年始めて「ラテンクリスマス会神戸」を開催しました。毎年、TCCの食堂で母語教室の子どもと保護者、その友人数名でクリスマス会をしていましたが、年々参加希望者が増えてきたので、もう少し広い会場で一般の方も参加できるように企画しました。予想以上の反響で、多くの子どもたちの楽しそうな顔を見ることができました。今後もスペイン語圏の人に役立つ情報を発信し、さまざまな国の人が交流できる場を提供していけるよう、スタッフ一同、がんばりたいと思います。

オオシロ ロクサナ

 

<ひょうごんテック>

最近、NPOのまわりでも”クラウド”という言葉が普及しはじめた。WebメールやSNS(ソーシャルネットワーキングシステム)はもちろん、「クラウドファンディング」というクラウドを活用して活動資金を集めるという活動も登場した。この流れは加速していくことだろう。しかし、人と人の直接のつながりや紙媒体をつかって情報を伝えたりすることの大切さは消えてなくならない。たかとりコミュニティセンター(TCC)でもこの両輪を生かした活動が増えてきている。昨年、ひょうごんテックは2回のテックカフェを開催した。1回目はテックカフェでは「いまどきのネットとのつきあい方」と題したものだった。便利さから急速に広まりつつあるLINEといったSNSなどがスマートフォンで使われていること、便利さの背後にあるトラブルやリスクを知って対処する必要があることを学んだ。2回目では、新しい形のテックカフェを開くことを試みた。テックが他の団体が有機的にコラボレーションしカフェを開催する試みだ。今回はTCC内で活発に活動を行っているリーフグリーンと一緒に「タブレットを動かして見ましょう体験会」とう企画を練り上げた。ひょうごんテックは技術と講師の側面で、リーフグリーンは広報をする側面でそれぞれ役割を担い、当日を迎えた。TCCの食堂にリーフグリーンのサービス利用者の方やスタッフなど20名以上の方の参加を得た。講座を通じてお互いのことを知り合うこともできたことも、うれしいことだった。今年はひょうごんテック設立10年を迎える。ITをつかってNPOを支援し、そのNPOが社会問題を解決していくことをお手伝いするという、ひょうごんテックの初心に戻って活動を続けていきたい。

ヨシノ タロウ


<ベトナム夢 KOBE>

昨年も一年間通じて無事に活動目標を達成でき、ありがとうございました。さて、この一年間の活動を振り返りたいと思います。まずは2013年4月1日に団体名を「NGOベトナムinKOBE」から「ベトナム夢KOBE」に改名致しました。これは新たな気持ちで未来に向けて活動したいと願って改名致しました。次は7月31日「ひょうごユニバーサル社会づくり賞」を受賞しました。とても名誉な賞で今後の活動において勇気づけられました。また、子供達・両親と共に活動ができ、母語を勉強したいという子供たちが増えて、とても嬉しく思いました。また、子供達それぞれの誕生日に誕生日会を開いて皆の気持ちを一つにすることが一歩ずつ進んでいます。10月20日には第7回多文化交流フェスティバルに参加して、各種ベトナム料理を紹介し、販売をしました。11月30日に「子供と親のための防災教室」を人と未来防災センターで勉強しました。12月1日は地域の方々と共にベトナム人に呼び掛けて長田区総合防災訓練に参加しました。以上のような充実した内容の活動をすることができました。今年も更なる活動を引き続き考えていますので、皆様のご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

ズオン ゴック ディエップ

 

<かんちゃん日記>

震災からちょうど19年がたった。10年が「一(ひと)昔」と言われるが、もうすぐ「二(ふた)昔」に近づいてくる。震災はもう昔が二つも付こうとしている。でも、目をつぶれば、あの日からの出来事は、遠い昔のことではなく、まるで昨日のことのように錯覚するときがある。。それは、あの日から一緒に震災を乗り越え、そしてつながって来た仲間たちが、まだ自分の周りで「まちづくりひとづくり」に活躍しているからだ。昨年12月この世を去ったネルソン・マンデラさんの「くにづくりひとづくり」は「虹の国」(Rainbow Nation)だった。一つの色のみでくにを作るのではなく、まさに七色に光る虹のように、違いがあるからこそ豊かである、と。私たちのまちづくりにも大きな勇気を与えてくれた。たかとりのまちづくりも 「Rainbow Community」(虹のまちづくり) だ。

カンダヒロシ

 

 

   ★たかとりメールマガジン★

   神戸市長田区海運町3-3-8

   たかとりコミュニティセンター

   takatori community center

   http://tcc117.org/

 

 

2014年1月 1日 (水)

2014年 FMYY新年挨拶

みなさん、新年あけましておめでとうございます。FMYYの神田裕です。FMYYは神戸市長田区海運町にある たかとりコミュニティセンターから放送をお届けしています。1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災、その時全国から救援に駆けつけて下さった仲間たちと共に、この放送局はスタートしました。そして、もうすぐ震災から丸19年を迎えます。

昨年12月この世を去ったネルソン・マンデラさん。差別にあえぐ南アフリカの人たちとともに、黒人も白人も、共に真実と向き合い、和解のくにづくりを目指して歩んでこられました。彼は言います、「肌の色や育ち 信仰の違いを理由に 他人を憎むように生まれつく人などいない 人は憎むことを学ぶのだ もし憎むことを学べるなら 愛することも学べる 愛は 憎しみより自然に 人の心に届くはずだ」。マンデラさんのくにづくりの理念は、「虹の国」(Rainbow Nation)。一つの色のみでまちや国を作るのではなく、まさに七色に光る虹のように、違いがあるからこそ豊かである、と。私たちのまちづくりにも大きな勇気を与えてくれました。たかとりのまちづくりも 「Rainbow Community」(虹のまちづくり) です。

たかとりの仲間は今年も元気です。たかとりコミュニティセンターは、現在10の団体で構成されています。アジア女性自立プロジェクト、多言語センターFACIL、ひょうごんテック、ひょうごラテンコミュニティ、ベトナム夢KOBE、リーフグリーン、ワールド・キッズ・コミュニティ、世界コミュニティラジオ放送連盟日本協議会AMARCJapan、野田北ふるさとネット、そしてFMわぃわぃです。

震災の時、私たちはお互いを励まし合うため声をかけ合いました。声をかけ合うことによってお互いを知ることができました。お互いを知ることによって、まちづくりが始まりました。FMYYはこれからもそのことを忘れません。一人一人が大切にされ、誰一人忘れ去られることのない「まちづくりひとづくり」を目指して、FMYYは今年もあなたの元へ飛んで行きます。

2013年1月 1日 (火)

2013年 FMYY新年挨拶

みなさん、新年あけましておめでとうございます。FMYYの神田裕です。FMYYは神戸市長田区海運町から放送をお届けしています。1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災、その時全国から救援に駆けつけて下さった仲間たちと共に、この放送局はスタートしました。そして、もうすぐ震災から丸18年を迎えます。また、東日本大震災からは、あと2か月ほどで丸2年を迎えます。

私たちの前に立ちはだかる自然界の脅威。阪神淡路大震災や東日本大震災などの自然災害によって、私たちがいのちを育んできたこの土地は大きく割れ、揺らぎ、多くの人々のいのちを奪っていきました。地震や津波など、いつ襲ってくるか分からない自然の力は想像を超え、私たちはそれらに対して無力であることを身に染みて感じてきました。しかしそれでも、私たちは知恵と優しさを寄せ集め、自然に対する恐れや憎しみではなく、自然と仲良くつき合って行く謙虚さを学びながら、希望を持って、「まちづくりひとづくり」を続けてきました。

そしてもう一つ、私たち自ら作り上げてきた脅威にも苦しめられてきました。いのちを育むために与えられたこの土地が、国と国とを隔ててしまう線引きによって大きく割れ、揺らぎ、恐れや憎しみを生み出して行きました。目に見えぬ壁は、防潮堤よりも高く積み上げられてきました。また、いのちを育んできたこの土地は、一瞬のうちに汚染され、住むことさえも許されないものとなってしまいました。しかし私たちは、それらのことに対して無力であることは決してないはずです。私たちは知恵と勇気を寄せ集め、誰がどこに住んでいても、一人一人のいのちが大切にされる、そんな「まちづくりひとづくり」を続けていきます。

たかとりの仲間は今年も元気です。たかとりコミュニティセンターは、現在10の団体で構成されています。アジア女性自立プロジェクト、NGOベトナムin KOBE、多言語センターFACIL、ひょうごんテック、ひょうごラテンコミュニティ、リーフグリーン、ワールド・キッズ・コミュニティ、世界コミュニティラジオ放送連盟日本協議会AMARCJapan、野田北ふるさとネット、そしてFMわぃわぃです。

震災の時、私たちはお互いを励まし合うため声をかけ合いました。声をかけ合うことによってお互いを知ることができました。お互いを知ることによって、まちづくりが始まりました。FMYYはこれからもそのことを忘れません。一人一人が大切にされ、誰一人忘れ去られることのない「まちづくりひとづくり」を目指して、FMYYは今年もあなたの元へ飛んで行きます。

2012年1月 1日 (日)

2012年 FMYY新年挨拶

みなさん、新年あけましておめでとうございます。FMYYの神田裕です。FMYYは神戸市長田区海運町から放送をお届けしています。1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災、その時全国から救援に駆けつけて下さった仲間たちと共に、この放送局はスタートしました。そして、もうすぐ震災から丸17年を迎えます。

昨年は、大きな自然災害に見舞われた年でした。3月に東北沖で発生した地震では、多くの街が津波に飲み込まれ、たくさんの犠牲者を出してしまいました。和歌山での台風災害は山津波と言われるほどの被害をもたらしました。福島での原発事故は今だけではなく未来に向けても不安が続きます。これから始まるまちづくりは神戸以上の時間がかかるでしょう。それでも私たちは、今日一日を大切にしながら、未来への希望を積み重ねて行きます。FMYYは東日本大震災の災害臨時FM局の立ち上げに協力してきました。これからも電波を通しての情報伝達やコミュニケーションでまちづくりに貢献して行きます。

そしてまたこのような災害も発生しました。それは、外国籍の仲間たちと一緒に作ってきたFMYYに立ちはだかった法律の壁の災害です。外国籍であるがために仲間たちが運営に関われないというのです。国籍や文化が違う者同士が、共に同じ地域で活き活きと暮らして行けるまちづくりを目指すFMYYにとって、外国籍の仲間たちも主体的に運営に参加し、大きなメディアからはなかなか聴こえてこない小さな声を伝えることはとても大切なことです。社会は、その時代のニーズに合わせていつも変化して行きます。法律やルールも時代に応じていつも自らを振り返り、もし今の時代に合わないのであれば勇気を持って変えていくことが必要です。FMわぃわぃは仲間たちとともに電波法を今の時代に合ったものにして行く運動に取り組んでいきます。

たかとりの仲間は今年も元気です。現在10の団体で構成されています。アジア女性自立プロジェクト、NGOベトナムin KOBE、多言語センターFACIL、ひょうごんテック、ひょうごラテンコミュニティ、リーフグリーン、ワールド・キッズ・コミュニティ、世界コミュニティラジオ放送連盟日本協議会AMARCJapan、野田北ふるさとネット、そしてFMわぃわぃです。

震災の時、私たちはお互いを励まし合うため声をかけ合いました。声をかけ合うことによってお互いを知ることができました。お互いを知ることによって、まちづくりが始まりました。FMYYはこれからもそのことを忘れません。一人一人が大切にされ、誰一人忘れ去られることのない「まちづくり、ひとづくり」を目指して、FMYYは今年もあなたの元へ飛んでゆきます。

2011年1月 1日 (土)

FMYY新年挨拶

みなさん、新年あけましておめでとうございます。FMYYの神田裕です。FMYYは神戸市長田区海運町から放送をお届けしています。1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災、その時全国から救援に駆けつけてくださった仲間たちと共に、この放送局はスタートしました。そして、もうすぐ震災から16年を迎えます。

放送局のあるこの場所は、震災後すぐに救援基地ができ、活動が始まりました。たかとり救援基地です。ここは、被災したまちの人々と応援に駆けつけた人々との、つなぎの役割を担ってきました。公園での炊き出しは、体だけではなく心までもあたためてくれました。臨時診療所でお医者さんや看護師さんに診てもらうだけで、心身ともども元気になりました。壊れかけた建物にきれいな絵を描けば、まちに笑顔が戻りました。文通ボランティアは新たな友を作ってくれました。多言語での情報提供は、人々を孤独と不安から解放してくれました。

たかとり救援基地は、時を越えて、たかとりコミュニティセンターとして引き継がれ、今も「まちづくりひとづくり」の活動は続けられています。新しい仲間たちも増えてきました。もう地震を直接に知らない人たちも多くなってきましたが、このまちに足を踏み入れ、このまちの人々に出会ってしまえば、もう震災の仲間です。

たかとりの仲間は今年も元気です。現在9つの団体で構成されています。アジア女性自立プロジェクト、NGOベトナムin KOBE、多言語センターFACIL、ひょうごんテック、リーフグリーン、ワールド・キッズ・コミュニティ、世界コミュニティラジオ放送連盟日本協議会AMARCJapan、野田北ふるさとネット、そしてFMわぃわぃです。

多文化、多言語のまち、長田は、料理で例えれば、パエリア、ピビンバ、チャンプルー、そして炊き混ぜご飯にジャンバラヤ。実に不思議で、味わい深い、豊かな楽しいまちです。FMYYはそんな長田に住むすべての人たちの放送室です。

震災の時、私たちはお互いを励まし合うため声をかけ合いました。声をかけ合うことによってお互いを知ることができました。お互いを知ることによって、まちづくりが始まりました。FMYYはこれからもそのことを忘れません。一人一人が大切にされ、誰一人忘れ去られることのない「まちづくり、ひとづくり」を目指して、FMYYは今年もあなたの元へ飛んでゆきます。

http://www.tcc117.org/fmyy/index.php?e=928

2009年8月 1日 (土)

ミッドナイトねね

ミッドナイトねねが始まります!
毎月第1土曜日23時~24時半
FMYY 77.8Mhz
詳しくはここをクリック

より以前の記事一覧